ブドウの仲間のエビヅルを初めて知った!

2026.10.28に見かけたブドウの仲間のエビヅル

二〇二六年十月二十八日に、弥富市の宝川の土手を歩きました。

亀が池から河口に向かう左側の土手です。

この土手は毎年十二月下旬になると、定期的に草刈りが行われ、その後はその土手を散歩できるほど歩きやすくなります。

でも春から夏にかけてはクズのツルが伸びて葉が生い茂り、またメドハギなどが道路の中央に生えだして、人が歩くのが難しくなってきます。

秋が近づくと、今度はアレチヌスビトハギとコセンダングサが優勢になり、それらの実が私たちに大きな被害と苦痛を与えるようになります。

いつもの広場に車を停めて、その土手を歩き出したのですが、クズの葉とツルが多いのと、場所によってはコセンダングサが道路中央に生えていたので、コセンダングサの被害に遭ってしまいました。

コセンダングサの実は、両端に突き出た槍のようなものがあり、それがズボンや靴下にひっつくと、布を通り越して皮膚にあたりとても痛くなるのです。

私の感じではひっつき虫のうち、最強の難敵だと思います。

そこで仕方なく、その土手から宝川の水辺のコンクリートの岸壁の方に降りてきて、車の停めてある場所まで歩き出しました。

その岸壁は大水のときのゴミが散乱し、イバラがツルを伸ばしていたり、コセンダングサや小型のムクゲなどもそこかしこ生えています。

厄介なコセンダングサを避けながら戻って来る途中に、ブドウのような実をつけた灌木を見かけました。

最初見かけた時はアオツヅラフジではないかと一瞬思ったのですが、その房状の様子が違っています。

そこでヤマブドウかも知れないとも思ったのでした。

そこで写真と動画を撮ってから、その一粒を齧ってみました。

その味は甘くて、その汁はヤマブドウの色と同じように見えました。

でも野生の果実の中には、アオツヅラフジのように毒があるものがあるので、その齧った実を食べきらないで、そのまま吐き出したのです。

ヤマブドウだとしたら、平野部の河口近くの土手に生えている筈はないなと思ったのです。

「日本の樹木」(林弥栄編 山と溪谷社)には、ヤマブドウのようで他の名前のものがあった筈だと思いながら、帰ってきました。

「日本の樹木」にはヤマブドウ、エビヅル、サンカクヅルなどがありました。

そこで撮った写真をフェイスブックに投稿して教えて貰おうと考えました。

「エビヅルではないかと思うのですが」と投稿すると、「エビヅルだと思います。」「ヤマブドウか雑種ノブドウか。」「葉がごわごわした感じで、裏面に白い毛が密生しているのがエビヅルの特徴です。」「エビヅル、先日、私も食べましたよ。ちょっとした山すそなんかで見かける野生のぶどうですよ。」「ヤマブドウは種が大きく酸っぱくて生食には向いていないと思います。甘いことからエビヅルでしょうね。」「何れにしても、ワインになりそうですね。」などの返信が届きました。

やはりエビヅルだったようです。

(ブドウ科 ブドウ属)

カモ撮りこうちゃん