植物は動物のように動けませんが、それでも子孫を繋ぐ工夫をしています。

他家受粉が基本ですが、自家受粉やランナーを伸ばしたり、根や茎を利用したりする方法も併用しているものが多いのです。

園芸植物は多くは自家受粉ですが、野草などの多くは他家受粉です。

また同じ花のものは共通の特徴があるものが多く、それらを利用して植物の種類や生態などを学んでいくと、予想しながら学ぶ楽しさも体験できます。

やみくもに種類を覚えようとするより、植物の科の特徴や生態を関係づけながら学んでいくと、植物の生きざまをよりよく理解できるようになると思います。

そんな植物の世界を見ていきましょう。