今年(2026年)に見かけたベニイトトンボについて考えたこと!
2026.5.17初見のベニイトトンボ
羽化したばかりのベニイトトンボ
羽化に失敗したベニイトトンボ
交尾態
連結態
産卵行動
珍しい単独産卵
今年のベニトンボの発生は、5月17日が初見日でした。
6月半ばから7月半ばには沢山羽化して、今年は総数で140匹を超えたのではないかと思われます。
いつもベニイトトンボの発生時期は5月下旬で数匹発生しますが、その頃は連続的に新たな羽化は見られません。
羽化の最盛期には住宅に囲まれた狭い庭にあるプラスチック水槽のあちこちで羽化が始まり、庭に10匹以上のベニイトトンボが見られるようになります。
毎年思うことですが、羽化するオスとメスの割合は五分五分となる筈ですが、観察の様子からすると、オスの方がメスよりも多く羽化しているのではないかと感じるのです。
オスは縄張りを作るので目立ちやすく、メスは葉の陰にいるので見かけ難いことが原因かも知れません。
そうは考えながらもメスの羽化率の方が低いのではという疑問がなかなか払拭できません。
今年特に感じた事の1つに、風雨が強い日があると、ベニイトトンボが庭からいなくなってしまうことです。
風雨が去ってから産卵している光景を見かけなくなってしまいました。
多分飛ばされてしまったのでしょう。
5月末に大雨が降ったとき、大雨からベニイトトンボを避難させようと、大きなプラスチック製の入れ物に、5〜6匹を捕まえて避難させました。
でもその効果があったかどうかは分かりません。
昨年は、今年同様に猛暑日が続き、その際に産卵している光景を見かけることがなくなったからです。
その様子を見て、今年は羽化数が少なくなっているに違いないと考えていたのです。
でも結果は、かなりの数になりました。
でも今年学んだことに、「風雨が強い日にはベニイトトンボが流されていなくなる」という規則を作ったことです。
ベニイトトンボを観察で、野生の命のせめぎあいがこの庭でもあることを知りました。
この時期には、ナガゴガネゴモなどのクモ類が、沢山網を張ります。
この狭い庭も例外でなく、ベニイトトンボにとっても命がけなのです。
庭の一角で、羽化したばかりのベニイトトンボがクモの網にかかっているのを見かけました。
ここで羽化したシオカラトンボやオオシオカラトンボが時々庭にやってきて、ベニイトトンボを捕まえている場面も見かけました。
このように次の世代に命を繋ぐ営みは容易なことでないとつくづく思ったものです。
加えてベニイトトンボが共食いしている場面も見かけました。
小さいベニイトトンボが餌食になっているようです。
羽化した時にベニイトトンボの大きさが決まっています。
ヤゴの時の成長が成虫の大きさに関係していると思われます。
大きさも生き残りの条件だと思われます。
8月下旬から9月にかけて、大雨が降る日が続きました。
すると急激に庭のベニイトトンボを見かけなくなり、9月6日にはたった1匹だけになりました。
昨年は10月初旬まで見かけたのですが、今年は1か月ほど早くの終見日になりそうです。
(イトトンボ科 キイトトンボ属)
カモ撮りこうちゃん















