アカボシゴマダラを木曽川西岸の雑木林でも見かけた!
葉にとまるアカボシゴマダラ
翅を開いたアカボシゴマダラ
ゴマダラチョウを見かけてから、海津市森下の八幡神社のクヌギの幹で、同じ雰囲気なのに色合いが華やかなゴマダラチョウを見かけました。
家に帰って調べてみると、アカボシゴマダラという外来種でした。
そして数日前には桑名市の木曽川西岸の雑木林の林縁で樹液を吸っているのを見かけました。
5月中旬にいわきの出かけた時にも、平城の下にある沼、丹後沢脇の木にとまっていたアカボシゴマダラを見かけました。
そこで国立環境研究所の「侵入生物データベース」の「アカボシゴマダラ」を見てみると、
「自然分布はベトナム北部から大陸中国南部~東部から朝鮮半島、および済州島など周辺島嶼、別亜種が奄美諸島と台湾に分布。形態は成虫の前翅長40~53㎜になる大型のタテハチョウ、翅は黒地に白の斑紋があり、白黒の模様に見える。夏型成虫は後翅後部に赤い斑紋を持つが、発達がやや弱くリング状になりにくい。春型は赤い斑紋を持たず、黒色部分が少なく全体に白っぽく見える(特に雌)。奄美諸島と台湾の別亜種は、翅の斑紋、白色型が出現しないことで区別される。生息環境は都市~里山。温度選好性は冷温帯から温帯域、亜熱帯。繁殖期は5月~10月。少なくとも年3回発生する。白化した春型及び赤紋のでる夏型がある。産仔数は約200卵。生態的特性は、オスはテリトリーを持つ。食性は幼虫期にはエノキ属の樹木の葉。国内移入分布では、神奈川県(藤沢、大磯、横浜、鎌倉、厨子、葉山、綾瀬、大和、茅ケ崎、川崎)、東京都区内、伊豆大島で記録されている。2010年以降は埼玉県、千葉県、茨城県、栃木県、群馬県へと関東全域に分布を拡大している。近年、静岡県、愛知県、岐阜県、石川県、山梨県でも目撃情報がある。移入元は大陸中国と考えられている。侵入経路は、放蝶ゲリラによる人為的な放蝶によると考えられている。侵入年代は、1995年(埼玉県、一過性)、1998年(神奈川県、繁殖・定着)、2009(伊豆大島)、2011年(茨城県)。在来蝶類との競合では、影響を受ける在来生物としてオオムラサキ、ゴマダラチョウ、天狗と湯など幼虫期にエノキを利用する蝶類。法的扱いでは、公表移入種(愛知県での野外放逐の規制、自然環境の保全及び緑化の推進に関する条例)防除方法は、捕獲、啓蒙、啓発活動による、移入・拡散防止」と記されています。
このチョウは人によって神奈川県周辺に持ち込まれた可能性が高く、それが徐々に他県にも広がってきているようです。
持ち込みの方法は、卵の状態で持ち込み、エノキの木に置いたのでないかと推測しています。
この数年には愛知県、岐阜県で何回も見かけているので、既に生息するようになっていると考えられます。
ブラックバスと同様に、日本のチョウの生態系を破壊する存在だということが分からない人が多いのかも知れませんね。
(タテハチョウ科 アカボシゴマダラ属)
カモ撮りこうちゃん









