海屋の畑で2羽のノスリを見かけた!

いつも見かけているノスリ

最近になって見かけるようになったノスリ

天童でネズミを捕ったノスリ

タカの仲間のうち、おとなしいタカといえばすぐトビやノスリを思い浮かべます。

トビは川で魚を捕ったり、畑でバッタを啄んでいるのを見かけます。

小鳥を襲っている場面を見かけたことはありません。

ノスリもバッタやネズミを狙っているようですが、この地域でネズミを見かけることは余りなく、バッタ類を捕っているのではないかと思われます。

冬の期間バッタ類は殆ど見かけなくなるので、どんな獲物を捕っているのか疑問ですが、今のところ具体的な獲物を捕った場面を見かけていないままです。

天童の果樹園や畑ではネズミが多く、それを捕っている場面を何度か見かけているのですが。

ノスリもトビも体も羽も大きいことから、敏捷な飛翔はできないので、カラスや小さいチョウゲンボウに威嚇され攻撃されているのを頻繁に見かけます。

タカといっても私から見るとノスリもトビも平和なタカというイメージが強いのです。

弥富市海屋は善太川と宝川に挟まれて糞詰まりになっていて、そこに畑や田んぼがあります。

そこで車の行き来は殆どないので、野鳥たちをよく見かけることができる場所です。

その場所に2年ほど前から、冬になると1羽のノスリがやってきて過ごしています。

とまる場所も定点があって、決まった電柱の上にとまっています。

今年になって、もう1羽のノスリを見かけるようになりました。

ノスリの顔つきはそれぞれの個体で違っています。

顔つきが違うのを知った始めは、メジロが最初でした。

同じ椿やサクラの花の蜜を吸いに来るメジロの顔つきがそれぞれ違っているのが分かって、とても驚きました。

そのバラエティの幅も大きいように思えました。

この海屋の新たに見かけたノスリの顔は、いつも見かけているノスリの顔つきと違っています。

この2月半ば過ぎの季節は番い形成期だと思われるので、多分オスとメスではないかと推測しています。

これまでいたノスリは顔つきも優しくメスではないかと勝手に推測しています。

新たにやってきたノスリは、顔つきは厳しくオスではないかと推測しています。

「タカ・ハヤブサ類飛翔ハンドブック」では、脛毛に横斑があるかないかが、雌雄の区別の1つになっているようです。

それを見ると、いつも見かけているノスリはメスではないかと思うのです。

しかし積もりで、これまでノスリの写真を撮って来なかったので、本当のところは分かりません。

これからは脛毛の部分をきちんと写真に撮りたいと考えています。

数日前にこれまでのノスリのいる電柱に、新たなノスリが飛んで行って、すぐ近くにとまりました。

そこで見合っていました。

そんな状況証拠からは多分、オスとメスだろうなと考えています。

本当かなー。

(タカ目 タカ科) 

カモ撮りこうちゃん