カタバミが11月下旬に花を咲かせていた!

11月27日に見かけたカタバミの花と実

ムラサキカタバミ

イモカタバミ

カタバミは割と多く見かける植物です。

最近ではカタバミのほかに、オッタチカタバミやイモカタバミなどが見られるようになりました。

前者は北アメリカ、後者は南アメリカ産です。

カタバミの仲間も外来種が日本に入り込んできているのですね。

2022.4.26づけのblogで「カタバミは家の庭でも咲いている」で庭にカタバミやムラサキカタバミが咲いていること、鶴岡の庄内藩酒井家の紋所がカタバミであることを書きました。

秋になると幼虫の食草であるカタバミにヤマトシジミがたくさん寄ってきます。

それも毎年のことです。

先日愛西市善田川の大井橋付近の土手を歩いていたら、カタバミの花を見かけました。またその実もたくさんつけていました。カタバミの花期は「日本の野草」(林弥栄編 山と渓谷社)でも「野草・雑草の事典530種「(金田初代 洋一郎 西東社)でも、5月~9月と記されています。11月の末に見かけるなんてと驚きました。それも1株だけでなく3株もありました。しかも花が終わって実がいくつもついていました。

カタバミもホトケノザやタネツケバナなどと同じように越年草(秋から春にかけても生えている)ではないかと思って本を調べましたが、越年草との記載は見当たりませんでした。

昔から生えている植物なので、「飢えを救った雑草たち 救荒雑草」(佐倉隆一 全国農村教育協会)を見ると「先端に黄色い5弁の花をつける。その後、先のとがった円柱形の果実がつき、熟すと皮がはじけてたくさんの種子を飛ばす。タチカタバミの類似食用種である。カタバミは酢漿草と書き、別名『スイモノグサ』ともいう。茎や葉にはシュウ酸が含まれて、かむと“酸いもの”という意味である。若い葉を塩で揉んで生で食べる。煮たり漬物にしても良い。」と記されています。

カタバミにもシュウ酸が含まれていて酸っぱいのですね。

最近気になっているのは実の形についてです。

今のところ痩果と蒴果の区別をつけたいと思っているのですが、わからないままでいます。

ウィキペディアには、痩果について「果実の1型であり、果皮が乾燥して1個の種子を包み、裂開しない果実のことである。カヤツリグサ、ニリンソウ、ヤブマオ、ヤマブキ、スイバ、タンポポなどに見られる。外見上は1個の種子のように見えるためしばしば『種(タネ)』と呼ばれるが実際には種子ではなく1個の種子を含む果実である。」と記されています。また蒴果は「果実の型の1つであり、複数の心皮(雌しべを構成する葉的要素)からなり、果皮は普通乾燥しており、裂開して種子を放出する果実のことである。ドクダミ、ユリ、ラン、アヤメ、ネギ、ツユクサ、イグサ、スミレ、ヤナギ、カタバミ、ナデシコ、ツバキ、ツツジ、アサガオ、キキョウなどさまざまな植物に見られる。」と記されています。

カタバミは乾燥して実が割れて種を放出する仲間なんですね。

自宅のタカサゴユリ(シラユリ)、ハナオクラも同じ仲間だと思われます。

(カタバミ科 カタバミ属)

カモ撮りこうちゃん