アオイ科の仲間として最初に知ったのがモミジアオイだった!

昔からゼニアオイは見かけていましたが、アオイ科の仲間という意識はありませんでした。

葉の形が徳川家の葵の紋に似ていたので対連合して記憶していたのです。

実際にはゼニアオイの葉は徳川家の紋とは無関係でした。

それについては2022.6.6づけのblogで書きました。

アオイ科の植物にはワタ、オクラ、ハナオクラ、フヨウ、タチアオイ、ムクゲやハマボウなど思っていたよりたくさんあって驚きました。

私がアオイ科の花だと覚えた最初の植物がモミジアオイだったのです。

花の大きさ、赤色の色合いとハナビラ(花弁)が分かれているところが印象に残りました。

アオイ科の植物に興味を持つようになったのですが、その花や葉の様子から、モミジアオイはアオイ科の中では、一般的な特徴から外れているような感じがしてなりません。

オクラ、ハナオクラ、ハマボウなどは黄色の花を咲かせ、葉も少し切れ込みがあるくらいです。

ワタも薄いクリーム色の花を咲かせます。葉もカエデのような感じです。

それに比べると、モミジアオイは赤色の花と葉がコスモスのように切れ込んでいて、アオイ科のイメージとズレているように思えるのです。

モミジアオイが咲いているのを見ると何かしら嬉しくなります。

東北にいた頃、用水路の土手とか、庭先に咲いているのを見かけたとか、その情景が想い出されるのです。

私にとって印象深い花なのでしょうね。

LOVEGREENには「アオイ科 フヨウ属(ハイビスカス属)。原産地は北アメリカ。開花期は7~9月。草丈が2m近くになる大型宿根草です。モミジアオイの名は葉がモミジに似ていることから由来しています。また、沼地によく見られることから、沼ハイビスカスの別名があります。花は一日花で、朝に開いた花は夕方にしぼみますが、夏の暑い盛りにたくさんの花が次々と開花します。花の色は赤の他、白などがあります。モミジアオイの花は、近縁のフヨウやムクゲとよく似ています。一番簡単な見分け方は、葉の形です。モミジアオイの葉は掌状のモミジに似た形で、3~5裂に深く切れ込みがあります。フヨウやムクゲの分類は木ですが、モミジアオイは草です。」と記されています。

先日から団地内の用水路の土手で、モミジアオイが咲き出しました。

とても華やかな花で存在感があります。夏の景色にあっているなぁと思いながら、写真と動画を撮りました。

(アオイ科 フヨウ属(ハイビスカス属))

カモ撮りこうちゃん