白いツユクサを探して見よう

ツユクサの花は青色(ブルー)ですね。

でも野山を歩いていると、白いものも時々見つけることができます。

そんな白いツユクサを探してみてください。

変わり者は社会の発展にとても役立ってきたのです。

イネのところで、脱粒(ぽろぽろ落ちる)する性質を持つイネの中に、私たちの先祖は落ちない性質のイネを見つけて栽培するようになったと話しました。

こうした変わりもの(走りものや変わりだね)が社会にとって、価値がある存在になります。

例えば、冬に実がなる温州ミカンの中で、夏に実がなるような品種を見つけ出すか、品種改良することができれば、夏の温州ミカンは希少価値があり値段を高く売ることができます。

農家の収入も増えることになるでしょう。

今までとは違う性質を持ったものを探したり、品種改良したりすることが、社会が進歩するきっかけになります。

白いツユクサを探すことの意味は、社会にとって普通と違うものを探すことに価値を置くという大事な考え方を意味しているのです。

野山を探検して白いツユクサを探しに行ってみましょう。