コフキトンボ
コフキトンボは蟹江周辺でも、山形県天童市の原崎沼でも見かけます。
シオカラトンボと似ていますが、それよりは小柄のトンボです。
蟹江周辺ではシオカラトンボがだんだん増えていますが、コフキトンボはそれよりは少ない感じです。
オスとメス共に、シオカラトンボのオスのような姿をしています。
しかし成熟してくると、オスの頭は黒いのに、メスは小豆色と薄い黄緑のような頭と体に黄色と灰色の筋が入っているので区別できます。
海部郡飛島村の三福に放置してある金魚養殖池では大量のコフキトンボが見られます。
これほど沢山のコフキトンボが見られるところは、他に知りません。
コフキトンボの特徴に、メスにはオビ型という体が黄色く翅に茶色の線が入る個体が現れます。
とてもきれいなトンボですが、地域によって出現率が違っているようです。
東北~関東地区では10~20%、中部~九州では10%未満だといいます。
写真のオビ型は天童市の原崎沼で撮ったものです。
三福でも見かけないかと思いながら、コフキトンボを追いかけています。