ヒバリはやっぱり留鳥だと再確認した!
2月7日に見かけた餌を探すヒバリ
1月8日に見かけたヒバリ
12月14日に飛翔するヒバリ
5月3日に標識の上で囀るヒバリ
鳥の写真を撮るようになった始めには、春に囀るヒバリは留鳥だとは思っていませんでした。
漂鳥で夏や秋になると他地域に移動していると思っていたのです。
ところが5~6年前の秋に長良川の河川敷で、ヒバリらしい鳥を何羽か見かけました。
その鳥を見かけてから、夏から翌年の春にかけても、留鳥としてこの周辺にヒバリがいるのではないかと思うようになりました。
その積もり見るようになると、弥富市海屋や飛島村の畑で数羽のヒバリたちを見かけました。
見れども見えずだったようです。
春には繁殖期だからか鳴いているので、その存在に気づくのですが、他の季節には鳴かないのでいなくなったと思い込んでいたのです。
先日2月7日に愛西市木曽川西岸の駐車場に、シロチドリとハマシギの写真を撮りに行きました。
午後3時を過ぎた頃に駐車場から脇の叢に移動して、シロチドリとハマシギが餌採りを始めました。
その場面を写真に撮ろうとしていると、その付近で茶色の鳥の小群も同じように餌採りをしていました。
ヒバリだったのです。
合わせると10羽位いました。
叢を移動しながら、懸命に餌採りしていました。
この駐車場がある木曽川の河川敷にもヒバリがいたのです。
確かに4月から5月頃に木曽川の土手を歩いていると、上空で頻繁にヒバリが鳴いています。
そして高く舞い上がっていたヒバリが、土手の叢の中に降り立つ光景を何度か見かけました。
どうも木曽川や長良川の河川敷周辺にはヒバリが一年中いるらしいことが分かります。
春先は土手の植物の丈も低く、秋になると駐車場やその周辺の叢は、草刈り機で刈り取ります。
するとヒバリにとっては、餌である植物の種は撮りやすくなる可能性が高くなります。
そんなこともヒバリがこれらの河川敷にい続ける原因かもしれません。
早いものでは3月初旬を過ぎると、天気がよく気温が高い時に、空中高く囀っているヒバリを見かけたことがあります。
もうじきそんな季節がやってくるんだろうなと楽しみにしているところです。
(スズメ目 ヒバリ科)
カモ撮りこうちゃん