もしかするとトラツグミかも知れない鳥を見かけた
1月28日に見かけたトラツグミ?
1月31日に見かけたトラツグミ?
数日前に弥富市善田川の土手で、遠くのイチョウの木にムクドリだと思われる3羽の鳥がとまっていました。
土手から西側で逆光になっており少し距離もありました。
その中で写真を撮りました。
ピントがずれはっきり分からなかったのですが、体が黒っぽく白い斑点になっていました。
もしかしたらトラツグミかも知れないと思ったのです。
フェイスブックの鳥見サークル(鳥情報交換サイト)でトラツグミの写真を投稿している会員がいるのですが、それを見ていつか実物を見てみたいと思っていました。
私が住む蟹江町は伊勢湾に近い濃尾平野のうちでも平野部に属する水郷地帯です。
田んぼにはたくさん用水路があり、日光川、宝川、善田川、佐屋川、筏川や福田川などが集まって伊勢湾に流れ込んでいます。
1時間かけると木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)を越えて養老山地に行けますが、蟹江周辺には山はありません。
山地や森林にいる鳥たちをほとんど見かけません。
そんな場所なので、見かける鳥にも偏りがあります。
平野部で見かけるサギやシギの仲間、タカの仲間、スズメやカワラヒワなどの仲間は見ることができますが、シジュウカラやヤマガラ、キツツキの仲間はこの辺りでは見かけません。
養老山地の裾野の海津市ハリヨ公園に行くと、ときどきそうした野鳥に出会うことはあります。
数日後弥富市宝川の土手を歩いていたら、その黒っぽい鳥をまた偶然見かけました。
そこで動画を撮りました。
何年も前から見かけていたのかも知れませんが、体型がムクドリに似ているので、見れども見えずだったかも知れません。
人生で初めての出会いになりました。
「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と渓谷社)のトラツグミでは「漂鳥または留鳥。平地から山地の林。繁殖期以外は1羽で生活するものが多い。暗い林や薮のある林の地上を歩き、昆虫類の幼虫やミミズ類、陸生貝類などを採食する。繁殖期には主にミミズ類を食べ、越冬中はミミズ類の他アブの幼虫や木の実なども食べる。危険を感じると、近くの木の枝にとまって長時間じっとしている。」と記されています。今のところトラツグミだとは断定できないのですが、多分そうではないかと思っているところです。
連日いくつかの定点観測地を巡回していますが、全く出会いがないときもあるし、1日でこんなにと思う程の出会いがあるときもあります。
そうした運任せのところも写真撮りや動画撮りの醍醐味だと思っています。
野生動物に出会いたいために、何キロも歩くことになります。
結果的に健康にも良いことになるかも知れませんね。
(スズメ目 ヒタキ科)
カモ撮りこうちゃん
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