アオダイショウを何年振りかで蟹江でも見かけた!

久し振りに見かけたアオダイショウ

アオダイショウの幼体(死んでいた)

シマヘビ

シマヘビの幼体

カエルを絞めているシマヘビ

シマヘビの抜け殻

小さい時に平屋の二軒長屋の社宅に住んでいました。

その頃は床下や天井にヘビが住んでいて、ときどき土間や庭先に出てきたものです。

小学校高学年になるとその尻尾を掴んで振り回したりしました。

アオダイショウだったと思います。

当時は天井裏にイエネズミが住んでいて、夜には運動会をしたり、黒い糞が畳の上にいくつも落ちていたことを覚えています。

アオダイショウはイエネズミを捕ってくれていたのだと思います。

父はアオダイショウを危険だから捨てて来いと言ったことはありませんでした。

アオダイショウの食性を知っていたと思われます。

蟹江に戻ってから永和の沼や雑木林、日光川や善田川の土手を歩いていて見かけるヘビがいます。

縞模様になっているのでシマヘビです。

シマヘビを頻繁に見かけるのは、餌がカエルなどで、それを狙って水辺にいることが多いからです。

またシマヘビの幼体にも縞があるのですが体が赤っぽいのです。

最初見たときは別種のヘビかと思ってしまいました。

数年前に琵琶湖西岸の高島市にある乙女が池にオオヤマトンボの写真を撮りに出かけました。

すると池の水辺でシマヘビがカエルに巻きついているのを見かけました。

近くでじっくりシマヘビがカエルを捕えているのを見たのは久し振りでした。

ところでここ7年程蟹江周辺の田んぼや用水路、そして川の土手など歩いていますが、不思議なことにマムシに出会ったことがありません。

昔は良く出会ったものです。

四手網で魚を掬って上げてみると、その中にマムシが入っていたことも何回かありました。

叢を歩いているときにも見かけました。

ところが蟹江に戻って歩き回っているのですが、全く見かけていないのです。

もしかすると蟹江周辺ではマムシは絶滅しているのかも知れません。

危険がないので安心して叢に入れるのは安心なのですが、なぜか寂しい感じもしています。

アオダイショウはそんな小さい頃の想い出と繋がっているのですが、天童にいた時に見かけて以来見かけていませんでした。

ネズミの他には鳥の卵などを狙うと言われていて、シマヘビと食性が違っているようなのです。

昔のようにネズミを捕ることもできずに数が減っているのかも知れませんね。

数日前に蟹江新田にある日光川と佐屋川の間の土手を歩いていたら、コンクリートの道路上を長さ1.5メートル位のアオダイショウが移動しているのを見かけました。

10年振り位だと思います。

なぜか懐かしい感じがしたものです。

その数日後に、今度は愛西市立田のハス田近くの道路でアオダイショウの幼体だと思われるヘビが死んでいるのを見かけました。

その日はとてもうだる様な暑さで、道路の横断中に熱死した可能性があります。

この辺りにもアオダイショウが生きていることに、何か嬉しい感じがしてなりませんでした。

(ナミヘビ科 ナメラ属)

カモ撮りこうちゃん