確かにアマガエルは梅雨時に沢山見かけるよなー!

アカメガシワの葉に座っているアマガエル

ヤブマオの葉に座っているアマガエル

今年は梅雨らしい梅雨になっています。

というよりは激しい雨が降り、それが過ぎて陽射しが出ると今度は気温が上昇して、名古屋では7月5日には猛暑日になりました。

しかし夕方から今度は雨が降り出しました。

毎日がじめじめして湿度が高いと感じています。

名古屋は昔から梅雨時の蒸し暑さは有名でしたが、それでも蟹江に戻って来てから、これほど梅雨だと実感することはありません。

数日前に永和に写真撮りに出かけました。

特に撮りたい被写体があったわけではないのですが、この時期に沼で見かけるコシアキトンボの交尾態と産卵風景を動画に撮れたらと思っていたのです。

ときどきコシアキトンボの交尾態飛翔を見かけているのですが、交尾態になったと思うとすぐに離れてしまいます。

交尾態になっている時間は数秒という感じです。

離れるとメスは産卵し始めます。

交尾態になる⇒メスは産卵したくなる という行動連鎖になっているようです。

それもコフキトンボと同じように水面に浮かんだタケに沿うようにして産卵していました。

そのオスは警護していましたが、別のオスがその場に侵入しメスを奪おうとします。

侵入オスと警護オスとメスが入り乱れて空中で飛び回ります。

その後メスは戻って水面上でまた産卵していました。

こんな光景を時々見かけているものの、動画に撮ることはなかなかできていないのです。

そんな場面に出会えればと思いながら、沼を過ぎて先の雑木林の脇を歩いていくと、アカメガシワの葉の上にアマガエルが座っていました。

それも1匹ではなく何匹ものアマガエルが同様にちょこんと座っているのです。

久し振りに見かけたアマガエルは、とても小さく見えました。

2020.9.11のblog「アマガエルは忍者だった」で、アマガエルの体色は周りの環境の色に合わせて変化させることができると述べました。

タコやイカなども海底の環境の色に合わせて体色を変えるのですが、アマガエルも同様の能力を持っているのです。

梅雨時のこの季節にアカメガシワの葉の上に座っている姿を見て、やはり梅雨時だからかなと思いました。

近くには大きなカタツムリも葉にくっついていました。

少し先まで歩いていくと、イラクサ科のヤブマオがたくさん生えていて、その葉の上にもアマガエルがところどころに座っています。

どのアマガエルもじっとしていて移動したり動いたりしていませんでした。

多分雨が降れば、行動し始めるのではないかと推測しています。

アマガエルと梅雨は、私の中では対連合されているようです。

(アマガエル科 アマガエル属)

カモ撮りこうちゃん