2月12日にモンキチョウがタンポポの吸蜜をしていた

2月12日に見かけたモンキチョウ

2月12日にタンポポに飛んでいくモンキチョウ

2021.2.16に見かけたモンキチョウ

2020.3.13に見かけたモンキチョウ

2020.12.12に見かけたモンキチョウ

真冬の2月12日は久し振りに陽射しもあって、風もなく気温16度の温かい陽気でした。

弥富市海屋のいつも車を止める場所から善田川と日光川の合流点近くの土手に上がったら、黄色いチョウが1匹飛んでいました。

そのチョウを見ててっきりキタキチョウだと思いました。

というのはキタキチョウは成虫で冬を越すチョウだからです。

陽射しがある気温が高い日には、隠れていた枯葉から出てきて、よく飛翔していることがあります。

また土手には何か所かでタンポポが咲いていました。

数は時々見かける程度ですが、セイヨウタンポポだと思われます。

ニホンタンポポは春にだけ咲くのですが、セイヨウタンポポは1年中どこかで咲いています。

この土手では3月になるとニホンタンポポが咲き始めますが、まだ少し時期が早いようです。

飛んでいたその黄色いチョウがタンポポの花にとまりました。

ほとんど見かけないタンポポをよく見つけるものだと感心してしまいます。

黄色や紫外線を感じ取れる能力があるのでしょうか。

土手からタンポポが咲いているところまで降りて写真と動画を撮りました。

その黄色いチョウを見ると、キタキチョウではなくモンキチョウのようです。

とても驚きました。

キタキチョウなら納得できるのですが、モンキチョウはすぐには納得できないのです。

というのはモンキチョウは冬の間幼虫か蛹の形で冬を越しているはずです。

2月12日のこんな時期に成虫になったら、これからの雪が降ったり厳しい寒さから生き延びられるのでしょうか。

これまでの観察からモンキチョウは早春には良く見かけています。

成虫のまま冬を越すと思われていた時代がありましたが、実際は幼虫か蛹で冬を越しているようです。

その土手を歩いていくと、キタテハが1匹飛んでいるのを見かけました。

キタテハも成虫で冬を越すチョウなので、いつものことという風に納得してしまいました。

いろいろの昆虫を見ていると、かなり早い時期とか遅い時期まで見かけることがありますが、その種の発生時期にはピークがあります。

モンキチョウも春から秋までの間良く見かけますが、そのはしりの時期や終わりの時期のモンキチョウは交尾する相手がいない可能性があります。

自然はこうした個体が繁殖に貢献できなくても良いと考え、使い捨てする戦略を採っているようにしか思えないのです。

個体の側からすると、とても残酷な戦略といえます。

2月12日に見かけたモンキチョウを見て、そんなことを考えてしまいました。

(シロチョウ科 モンキチョウ属)

カモ撮りこうちゃん