5月2日に藤前干潟でユリカモメの群れを見かけた!
5月2日に藤前干潟で見かけたユリカモメの群れ
ユリカモメが飛ぶ
ユリカモメが休んだり餌取したりする
蟹江周辺では宝川、善太川などでユリカモメを見かけます。
例年10月半ばを過ぎると見かけるようになります。
宝川や善太川の伊勢湾に入り込む周辺で過ごしていて、宝川である時刻になって水門を開くと、その水面上をよく飛び交っています。
下ではカワウが水中に潜って魚を捕ります。
4月半ば頃になると、群れで飛島村の水田などに降りて、餌採りしているのを見かけます。
その頃顔も黒い色に変色してきます。
怪傑ゾロみたいです。
今年は4月になってユリカモメが水田で餌採りする光景は見られないまま5月に入りました。
もう北帰行してしまったのだと考えていたのです。
5月2日に名古屋の藤前干潟に行きました。
ここはラムサール条約に入っている湿地で、カモやシギなど渡り鳥の中継地になっています。
この日は満月で干潮だったためか、2時頃に出かけると、まだ干潟の真ん中には地面が出ていました。
その地面の水辺あたりに沢山のユリカモメが集まって、飛んだり水面上で餌採りをしていました。
この時期にこれほど多くのユリカモメを藤前干潟で見るのは初めてでした。
浅くなった水面上を飛んだり、水面近くを飛びながら嘴を水面に入れながら飛び回っています。
餌の魚をとっているようです。
並んで水面上を飛びながら、魚を追い込みながら捕っているような雰囲気がありました。
カワウやミコアイサの場合には、集団で魚を追い込む行動を見かけることがたびたびありますが、ユリカモメでも同じようなこうどうでしょうか。
そんな疑問が湧きました。
ここにいるユリカモメは、宝川や善太川で見かけていたユリカモメだと思い込んでいたのですが、もしかすると別のユリカモメの群れかも知れないと思うようになりました。
というのは、環境省の飛来調査では、ユリカモメの繁殖地は、カムチャッカ半島と北東シベリアの二か所です。
東京近辺などにやってきているユリカモメは三月を過ぎると、太平洋岸、北海道東部、千島列島を経由してカムチャッカ半島に帰って行くようです。
北東シベリアに向かうユリカモメは、九州方面から朝鮮半島東、ウラジオストックと通ってカラフトの対岸の大陸を通って北東シベリアに行くコースを選んでいるようです。
蟹江周辺で見られるユリカモメの数は、大群という程ではないのですが、関東や東京方面まで来ているユリカモメが名古屋や、さらに遠くの京都や滋賀県辺りまで行っている可能性があります。
それらがカムチャッカ半島の繁殖地に戻る際、藤前干潟で休む中継地となり、それを見ているのかも知れません。
そう考えると、蟹江周辺にいたユリカモメの群れは、既に東京や房総半島の先まで帰っている可能性もあるなぁと思ったのでした。
(カモメ科 ユリカモメ属)
カモ撮りこうちゃん











