オオタカの成鳥を久し振りに見かけた!

2023.1.13 日光川 オオタカ成鳥

2021.1.26 佐屋川堤防 オオタカ成鳥

オオタカ成鳥

オオタカ幼鳥

今年の冬はオオタカを例年になく見かけています。

弥富市海屋の雑木林には毎年やってきます。

夏にはほとんど見かけないので、留鳥ではなく夏に北に移動する漂鳥ではないかと思っています。

今年は永和の雑木林でも見かけます。

この雑木林で冬を越すらしく、数日ごとに出かけるとその姿を見かけるのです。

これまでもとまっているのを見かけたことはありましたが、定着している感じはしていませんでした。

この永和周辺の田んぼにはカワラバトの大群がいて、それを狙えば餌には困らないと思われます。

数日前もそのカワラバトの大群が狂ったような飛翔の仕方をしていたので、その周辺を見たら、カワラバトの群れの上空高くにオオタカの幼鳥が舞っていました。

ハヤブサなら急降下してくるのでしょうが、オオタカはそうした芸当はできないようです。

空高くのオオタカの飛翔を動画に撮ろうとしましたが撮れませんでした。

技術がそこまで達していないようです。

この2か所で見かけるオオタカは幼鳥です。

茶色で胸に縦の模様がばらついてついています。

そんな幼鳥が普段見られるオオタカだったのです。

昨日いつも車を停める日光川堤防の場所が工事中で、仕方なく迂回しようと日光川の土手沿いに車を走らせていたら、右側のボートを停めるための杭の横棒(鉄製)に黒っぽいタカがとまっていました。

一瞬ハヤブサかと思ったのです。

顔の雰囲気もハヤブサ風に見えました。

ハヤブサはかれこれ2年ほど見かけていないので、やったーと思って写真と動画を撮りました。

帰ってからパソコンに入れて調べてみたら、白い眉斑があること、眼の虹彩が黄色いことからオオタカだったのです。

ハヤブサではなかったようです。

少し残念な気持ちになりましたが、でもオオタカの成鳥を見かけたことに満足もしました。

数年前日光川と佐屋川の間の土手を歩いていて、先にある大きな木の枝にオオタカの成鳥がとまっていました。

少しずつ距離を縮めながら写真を撮りました。

少し動いて写真を撮り、また近づいて写真を撮りしながら近づきました。

すると逃走距離に入ったからでしょうか、飛び立っていきました。

私がオオタカを撮っている様子を、他の場所から見ている人がいて、善田川の河口付近で偶然出会ったとき、「そんな写真撮りをしていた人がいた。」と話しました。

そこで「それは私です。」と応えました。

オオタカの成鳥の姿は、腹は白く横縞が入っていてとても綺麗で荘厳な感じさえします。

今回の日光川のオオタカの成鳥は後ろ向きだったのですが、それでも写真や動画が撮れて嬉しい気持ちが沸き上がったものです。

(タカ目 タカ科)

カモ撮りこうちゃん