オオタカがいる予兆現象について考えてみた
キジバトを獲りそこなって飛翔するオオタカ
雑木林の上を飛翔するオオタカ
オオタカ
オオタカが啄んだ後のハトの羽
蟹江周辺にいるタカやハヤブサの仲間ではオオタカ、ハヤブサ、ノスリ、トビ、チョウゲンボウやミサゴなどを見かけます。
数年前までチュウヒも見かけていましたが見かけなくなりました。
タカの仲間だと思い込んでいたハヤブサやチョウゲンボウはハヤブサ目に属していて違いがあるようです。
タカ目のオオタカ、ノスリやトビとは違い、遺伝的に「インコ、スズメの仲間」なのです。
2022.12.13づけのblog「チョウゲンボウの狩りで考えたこと」で、遺伝的な違いが行動の違いと関係があるかも知れないと書きました。
オオタカとハヤブサは同じくらいの大きさで、昔から鷹狩に使われていました。
時代劇に出てくる大名が飼っているタカのほとんどはオオタカです。
オオタカは冬期になると、蟹江周辺の雑木林を塒(ねぐら)にして、その周辺を生活圏にしているので割とよく見かけます。
ハヤブサは海沿いか、川沿いか今のところ見当がつきません。
最近はハヤブサとオオタカを比較すると、ハヤブサが一番だと思うようになりました。
新幹線のハヤブサや、アメリカの戦闘機のファルコンなど命名する気持ちが分かるのです。
300キロを超える飛翔速度と精悍な顔つきからの連想でしょうか。
冬期に見かけるオオタカですが、飛翔したり枝にとまっている姿を偶然見かけることがたまにあります。
動画を撮れる余裕があるときは幸いです。
目が良いオオタカの方が先に私の存在が分かるので飛び立ってしまいます。
なかなか撮ることは難しいのです。
これまでの経験から、オオタカがいる予兆を感じることがあります。
1つは大きな木の枝にカラスが1~2羽とまっているときです。
そんな時近くにオオタカがとまっている場合があります。
カラスの縄張り内に入ってきたオオタカを警戒し威嚇し攻撃しようとしているのです。
枝にとまりながら攻撃することはありませんが、飛び立つのをじっと待っています。
オオタカが飛び立つと追いかけて攻撃します。
1羽ならオオタカもやり返しますが、2羽だと大抵逃げていきます。
もう1つはハト(キジバトやカワラバト)たちが突然激しく四方八方に飛んでいくときです。
そのときは近くにオオタカが飛んでいます。
ハトを狙って追いかけているからです。
このハトの飛び方を見ると、自然とカメラで待ち受けるようになりました。
8割がたはオオタカに出会えます。
オオタカだけでなくハヤブサでもハイタカでも同じようにハトたちは避難行動をするようですが、どうして天敵とハトたちが分かるのかはとても不思議です。
ミサゴの場合には余り逃げ回りません。
学習が絡んでいることは確かですね。
(タカ目 タカ科)
カモ撮りこうちゃん