用水路でスッポンが泳いでいて驚いた!

用水路で泳ぐスッポン

用水路で見かけたスッポン(幼体?)

三ツ又池公園で見かけたスッポン

用水路で泳ぐクサガメ

ミシシッピアカミミガメ

クサガメとミシシッピアカミミガメ(分かるかな?)

飛島村三福には東西に流れる幅3メートルくらいの用水路があります。

そこから小さい用水路に水が流れるようになっています。

その用水路にはたくさんのミシシッピアカミミガメが生息しています。

カメの区別できなかった頃、2021.7.19づけのblogで「まわりに見かけるカメは全てミシシッピアカミミガメ」のタイトルで書きました。

その後クサガメを見かけるようになりました。

アカミミガメは首に赤い紋があるのに、クサガメにはありません。

クサガメの甲羅には3つの尾根があるのに、アカミミガメは1つなので、2種類のカメの違いが分かるようになりました。

また飛島村服岡の小さい用水路の浅瀬で、スッポンの幼体らしいものを見かけました。

目の前で実際にスッポンを見たのは初めてだったのです。

これまで撮ったカメの写真を見ていて、弥富市三ツ又池公園の発泡スチロールの上にいるカメがスッポンのようなのです。

野生のスッポンはもういないと思い込んでいたので、スッポンかなぁとずーっと疑問に思っていました。

飛島村服岡で見かけたスッポンは口を尖らせていて、他のカメとは頭の様子も違います。

首も長い感じです。そんな違いをもとにすると三ツ又池公園のカメはやはりスッポンだと思われます。

蟹江周辺にもスッポンがいるのだと思うようになりました。

先日三福のこの用水路脇を歩いていくと、水面にアカミミガメとは違うカメを見かけました。

甲羅が3つの尾根になっているのでクサガメです。

また少し歩いていくと口が尖って目がキョロっとしたカメがいます。

瞬間的にスッポンだと思いました。スッポンが泳いでいたのです。

とても驚きました。

用水路のカメたちは、人の気配を感じるとすぐ水中に潜ります。

水面に浮かぶ古いシートなどに上がっていても、遠くから音がするだけですぐ水中に飛び込んで避難します。

ましてやスッポンは2時間も潜っていられるらしいのです。

動画を撮りたいと粘ったのですが、なかなかうまくは撮れませんでした。

この用水路のシートで甲羅干ししているカメの写真を見返してみたら、中にクサガメが2匹いました。

アカミミガメに比べて数は少ないもののクサガメもいるようです。

この用水路にはアカミミガメ、クサガメ、スッポンが生息しているのですね。

最初は大雑把にカメを見るとアカミミガメと考えていました。

カメの種類の違いを学びながら、認識が深くなっていくことを実感できました。

初めは大まかで大雑把にとらえておき、それをだんだんと深い認識へと発展させていくプロセスを、このカメの仲間で経験することができました。

(カメ目 スッポン科) (クサガメ イシガメ科 イシガメ属) (ミシシッピアカミミガメ カメ目 ヌマガメ科 スライダーガメ属)

カモ撮りこうちゃん