スッポンを初めて見かけた!

蟹江周辺の用水路で見かけるカメはほとんどミシシッピアカミミガメ(ミドリガメ)です。

ところが雰囲気が違うカメも見かけるようになりました。

古くに入ってきたクサガメです。

背中の甲羅に3つの峰があり、それが1つのミシシッピアカミミガメと違います。

出会うのはごくまれで、偶然出会うことがほとんどです。

これ程多い外来種のアカミミガメを何とか処理できないかといつも思っています。

知り合いになった小学校の校長先生に「周りにたくさんいるミシシッピアカミミガメを調理して料理にできれば良いのにねぇ。」と話すと、ただ笑っていました。

でも東南アジア系の人がアカミミガメを掴んで運んでいるのをよく見かけます。

料理して食べていると思われます。

YouTubeでもアカミミガメを解体して、肉を油で揚げて食べるものがありました。

割りと美味しいと話していました。

これまで用水路付近を歩き回っていて、スッポンを見たことはありませんでした。

スッポン料理として有名ですが、その材料のスッポンは養殖されているものに違いありません。

野性のものはいないと思っていました。

ところが飛島村三福の金魚養殖池脇の用水路の水が少ないところで、スッポンらしいものを見かけました。

顔の様子、甲羅が平べったいところからスッポンでないかと思っています。

とても驚きました。

大きさから言って1年位前に孵化したと思われます。

この用水路には日光川や宝川が近いので、これらの川のヨシ原付近にはスッポンが繁殖している可能性があります。

ウィキペディアには「分布は中国・台湾・韓国・北朝鮮・ロシア南東部・東南アジア。生態は大きく発達した水かきと軽量な甲羅による身軽さ、殺傷力の高い顎とすぐ嚙み付く性格ともあわせ、甲羅による防御に頼らないのがスッポンの特色である。食性は動物色の強い雑食で、魚類、両生類、甲殻類、貝類、稀に水草等を食べる。生息環境はクサガメやイシガメと似通っているが、クサガメなどのカメよりもさらに水中生活に適応しており、水中で長時間活動でき、普段は水底で自らの体色に似た泥や砂に伏せたり、柔らかい甲羅を活かして岩の隙間に隠れたりしている。これは喉の部分の毛細血管が極度に発達していて、水中の溶存酸素をある程度取り入れることができるためである。~中略~ 食用のカメの養殖のことを養鼈(ようべつ)という。日本では1879年に浜名湖で養殖されたのが始まりで、多くの府県で食用のスッポンの養殖が行われている。」と記されています。

見かけたスッポンは野生なのか、養殖場から逃げ出したものかは今のところ不明です。

でも初めて実際に用水路にいるスッポンに感動してしまいました。  

(カメ目 スッポン科 キョクトウスッポン属)

カモ撮りこうちゃん 

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