2月中旬にコウバイ(紅梅)が咲いているのを見かけた

愛西市福原輪中に出かけました。

夏には頻繁にトンボや鳥の写真を撮るために行っていたのですが、2月中旬にはどんな様子なのか確かめたいと思い出かけました。

でも成果はありませんでした。

輪中の船頭平公園に車を止めていたのですが、駐車場の近くに赤い蕾をつけた木があるのを見かけたのです。

最初はカンヒザクラかと思ったのですが、実はコウバイでした。

今でもサクラ、ウメとモモの区別がつきません。

雰囲気からウメとしか思えませんでした。

ハクバイ(白梅)はよく見かけるのですが、コウバイでこれほど大きい木は見たことがありません。

それも蕾がそこら中についていて、全て咲いたら豪華だろうなと思いました。

撮ったコウバイの写真をフェイスブックの「山野草・雑木サークル」に投稿したら、「梅の香りが良いのでしょうね」と2名がコメントしてくれました。

まだ蕾が多いことが原因かも知れませんが、匂いはしなかったのです。

私たちの中にウメの花と香りが対連合しているようです。

海津市ハリヨ公園には南濃梅園があります。

園内にウメが何百本も植えられていて、1本1本に所有者がいて地元の業者が管理しているようです。

そこのウメの花も余り匂いません。

園内のウメは実を採るためのものだと思われます。

南濃町早瀬の何十本かのウメも匂いがしません。

どうも品種によって違いがあるのではないかと考えています。

花や匂いを楽しむものと、実を採るためのものとではウメでも違いがあると思われるのです。

弥富市海屋の用水路の土手に何種類かのサクラが植えてあります。

枝打ちした枝を何本か拾ってきて花瓶に入れておいたら花が咲きました。

小さいハナビラのサクラ(マメザクラ?)でした。

そのサクラを妹にやったら、後で「梅ではないのか?」と尋ねられました。

「それは小さい花だけどサクラだよ。」と応えました。

ウメもサクラもバラ科でハナビラが5枚なので区別するのが難しいのです。

「all about 暮らし」「ウェザーニュース」をまとめると、次のようになっていました。

①咲く時期 梅(1月下旬~4月下旬)桃(3月上旬~4月下旬)桜(3月中旬~4月下旬)で、梅→桃→桜の順に咲く

②花柄の長さ 梅は花柄はない 桜は花柄は長い 桃は花柄は桜の半分くらい

③花の形 梅のハナビラは丸い 桜は先端に切れ込みがある 桃は尖っている

こんなことを手掛かりにして区別できるようです。

確かめ易いのは花柄とハナビラの形でしょうか。

区別できるかどうか、実際に確かめたいと考えています。

(バラ科 サクラ属)

カモ撮りこうちゃん