怪獣かメカニックを感じるモモブトスカシバ

蟹江周辺で写真撮りをしていて、ホバリングしながら吸蜜するオオスカシバやホシホウジャクなどには魅かれてしまいます。

吸蜜するために丸まった口吻を伸ばして、花の奥に差し込んでいる姿はとても感動的です。

しかも空中にホバリングしながらの吸蜜なので、その生まれつきの飛翔力も高いものだと思われます。

6月に善太川河口の土手を歩いていて、数年前に怪獣のようなメカニックを感じるガを見かけました。

俊敏な動きとはいえませんが、近づく飛んで行ってしまいます。

しかも大きさは2㎝前後で余り大きくありません。

初めは気持ち悪いガだなあと思っていたのですが、土手の真ん中のアレチハナガサの吸蜜している姿を見ると、ホバリングしながら吸蜜しているのです。

直感的にオオスカシバやホシホウジャクと同じスズメガの仲間ではないかと思いました。

調べてみるとモモブトスカシバだと分かりました。

最初気持ち悪いガだと思っていたのですが、ホバリングしながら吸蜜する姿を見て、親しみを感じるようになりました。

今のところ3年ほど観察していますが、この善太川のこの土手辺りでしか見かけていません。

稀なガなのでしょうか。

それにしてもこの「モモブトスカシバ」を検索すると写真が出てきます。

こんな目立たない昆虫について調べたり詳しい知識を持っている人たちがいることに驚くのです。

モモブトスカシバはスカシバ科なのに対して、オオスカシバはスズメガ科で分類上違うようです。

でも昼間ホバリングしながら吸蜜する様子は同じなので、私にとっては同じ仲間のガだと思っています。

「北茨城周辺の生き物」には「大きさはオス16~26㎜ メス17~30㎜。出現月は6~8月。食餌動植物は幼虫はアマチャズルの茎にちゅうえいつくって食べるそうです。特長は後ろ足に白、茶、黒の毛が生えていてふさのようになっています。昼行性です。」と記されていました。

今年土手でアレチハナガサの吸蜜をしている場面の動画撮影ができました。

小さいガなので上手く撮れませんでした。

でも吸蜜している様子の雰囲気だけでも見て頂ければ幸いです。

(チョウ目 スカシバ科 スカシバ亜科)

カモ撮りこうちゃん