ジャンボタニシはタニシと同じ仲間なの?

蟹江周辺では、6月になるとピンクの卵が用水路の壁や田んぼのイネにくっついています。

これはジャンボタニシの卵です。

昔から用水路にはタニシがいました。

高齢者と話すと、昔はタニシを捕って味噌汁の具に入れたと聞いたことがあります。

永和駅南側の用水路でメダカやヌマエビ(?)を捕ると、一緒にタニシも捕れます。

タニシの殻には水草が生えていて、水槽でヌマエビを飼うときに餌として最適なのです。

小学生の頃からメダカを飼っています。

初めはヒメダカで、ある時から野生メダカを飼うようになりました。

というのは、野生メダカがレッドリストの絶滅危惧Ⅱ類になったからです。

コンクリートの用水路になってメダカの生活環境が変わり、数が減少してきたのです。

昔の田んぼに戻ったら、野生メダカを返せるようにと思い育ててます。

メダカを水槽で飼っていると、小さい巻貝がいて黒い卵が入ったゼリー状のものを産みます。

その卵が巻貝になるのです。

モノアラガイかサカマキガイだと思われます。

上述のジャンボタニシの卵もピンクの卵です。

そんなことから私はタニシも卵を産むと思い込んでいました。

ところが水槽でタニシを飼ったとき、入れてもいない小さいタニシがいくつもいることに気がつきました。

でもタニシの卵は見かけていません。

とても不思議でした。

調べてみるとタニシは卵胎生で、小さいタニシを産み落とすようなのです。

だとしたら環境が悪くても生き続ける可能性が高まります。

タニシとジャンボタニシはこのように産卵方法が全く違います。

ジャンボタニシは台湾から食用として日本に入ってきました。

食味が悪くて食用になりませんでした。

それが養殖場から逃げ出して全国に広がりました。

正式名はスクミリンゴガイで南アメリカ原産の巻貝です。

大きさはタニシより断然大きいのです。

流行りの娘たちのグループの一人が引退するとき、「貧乏だったのでタニシの卵を食べていた」と話していました。

でもタニシは卵胎生なので、食べていたのはジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)の卵でしょう。

苦みがあり美味しくないでしょう。

毒々しい卵のピンクは食べると危険というサインで神経毒があります。

他の動物から食べられる心配がなく、どんどん増えている感じです。

ちょっとした便利さのゆえに持ち込んで、日本の生態系を壊した例はかなりあります。

ヌートリア、ブラックバス、ライギョ、ミシシッピアカミミガメなどすぐ思いつきます。

日本の自然の在り方をもう少し考えてみる必要があるのではないかと思ってしまいました。

(タニシ 原子紐舌目 タニシ科の巻貝)(ジャンボタニシ リンゴガイ科 リンゴガイ属)

カモ撮りこうちゃん