文化遺産としてのイネ

イネ(コメ)は私たちの生活に欠かせませんね。

イネは長い年月をかけて人間が品種改良をしてきました。

原産地は諸説ありますが、中国、ミャンマー、インドが重なる地域だろうと思われます。

イネはもともと多年生で稲穂ができると地面に落ちる脱粒性と、稲穂ができる時期がイネによって一定ではありませんでした。

昔の人々は、そうしたイネから脱粒しない変わりだねと同じ時期に稲穂が実るイネを長い時間かかって選んできたのです。

中国の杭州湾の7000年前の河姆渡(かぼと)遺跡には、稲のモミや水田跡が見られます。

イネはアジア人たちが、長年月かけて今のような形にしてきたのです。

そういう意味で文化遺産をいえるでしょう。

ところでイネは種一粒で、大体900~1000粒位できます。

一本の苗が途中で分けつして10本以上に分かれます。

それぞれの茎に稲穂が実るので、このように多く実るのです。

それに比べると小麦は一粒から100粒位しか実らないようです。

東アジアから東南アジアに人口が多いのは、こうしたイネの生産性の違いがあるからではないかと思われます。

カモ撮りこうちゃん