ゴイサギのストレス解消と気分転換なのか?

春になると東名阪道の蟹江インター内のコロニーではアオサギ、ゴイサギ、コサギ、チュウサギやアマサギが営巣し子育てします。

同じ時期に一斉に営巣する訳ではなく、少しずつ時期をずらしながら子育てしています。

2月末にはアオサギが、その後4月末半ばからはゴイサギが営巣し始めます。

先日書きましたが、アオサギが営巣している木にゴイサギの群れがやってきました。

営巣する時期なのでしょう。

アオサギが営巣している場所を自分たちの営巣場所にしようとしているようです。

アオサギは追い払いませんし、ゴイサギもアオサギに攻撃することはせずに、じっと近くに止まっていました。

日数が経つとゴイサギの数は減ってきましたが、それでもかなりの数のゴイサギがずーっととまっていました。

そのうち木が新緑に被われて、中の様子が分からなくなりました。

5月末から6月に入ると、今度はコサギ、チュウサギ、アマサギが営巣・育雛するようになります。

昨年東名阪道北の土手の木を伐採したので、サギたちの営巣・育雛する様子が分からなくなりました。

蟹江インターの北側の田んぼの真ん中に狭い用水路が東西に走っているのですが、1週間前から用水路の盛り上がった叢とコンクリートの端にゴイサギが群がって降りていました。

毎年見られる光景です。

コロニーから目と鼻の先です。

幼鳥の姿も何羽か見られました。

今年孵化したものです。

例年通り子育てしていたのですね

5月31日は、蟹江は気温が27度で夏日になりました。

真夏のような日射しの中でゴイサギとチュウサギが水浴びしていました。

水浴びしてからも水に浸かったままです。

見ていると気持ちよさそうに見えました。

用水路のゴイサギのどれも、羽繕いしているのをみると、どのゴイサギも水浴びしたようです。

田んぼは田植えしたばかりで、ゴイサギとチュウサギが水浴びするので苗が倒れてしまうのではないかと心配してしまいます。

昨年も同様な水浴びを見かけましたが、秋にはイナホが垂れていました。

倒伏してもイネは立ち上がってくるようです。

用水路でじっととまっていたり水浴びするのは、人間のストレス解消の行為と同じではないかと思ってしまいました。

ほんとかなー。

(ペリカン目 サギ科 ゴイサギ属)

カモ撮りこうちゃん