ルリタテハの幼虫を初めて見かけた!
ホトトギスに取りつくルリタテハの幼虫
ルリタテハの幼虫の拡大写真
東北では秋になるとルリタテハを見かけていました。
天童市山元沼の廃屋の納屋前の広場で、木材に翅を広げてとまっている光景を今でも想い出します。
縄張りの占有行動だったのか、陽射しを受けて体温を温めるために翅を開いていたのかは分かりませんでした。
そんなルリタテハの光景を想い出すのですが、蟹江に戻って見かけたルリタテハの数と較べると、天童周辺の方が多いのではないかと思ってしまいます。
これは私の実感としての判断なので、客観的な事実はどうなのか分かりません。
二〇二六年十月五日に愛西市の船頭平河川公園に写真を撮りにでかけました。
この公園内の垣根風に植えてある灌木の周りを歩いていくと、ホトトギスが植えてあるところがありました。
前からその存在に気がついていたので、花が咲いたらその写真を撮ろうと思っていたのです。
この日はホトトギスの一本の枝に咲き出した花を認めたので、写真を撮ったのです。
他の畑などに植えられているものに較べると、色合いが暗い感じです。
これから連続的に咲くんだろうなと思い写真を撮っていると、その付近にイモムシがくっついているのを見かけたのです。
体が線沿って白い刺状のものを沢山つけているイモムシです。
かなり奇怪なイモムシだなと思いながら写真を撮りました。
そのイモムシは、その一匹だけでなく他の場所にも取りついているのです。
どうも偶然にこのイモムシが取りついてしまったというのではなさそうです。
撮り終わって歩いていくうちに植物のホトトギスとルリタテハの対連合の関係を、突然想い出したのです。
もしかするとルリタテハの幼虫ではないかと思いだしました。
そこでスマホで撮った写真をスマホのBiome(動植物の判別ソフト)に投稿して、その結果を見ると、やはりルリタテハの幼虫の可能性が高いことが分かりました。
ルリタテハは蟹江周辺では殆ど見かけることはなく、希少種といっても良いほど稀にしか見かけません。
土手などを歩き回っていてもなかなか出会わないのです。
初めて見かけたのは、初秋に海津市森下の八幡神社の境内にある、クヌギの樹液に集まるチョウ、サトキマダラヒカゲ、キタテハ、コムラサキ、ヒメアカタテハ、ゴマダラチョウなどと一緒にルリタテハをよく見かけるようになりました。
ルリタテハは樹液に集まるチョウのようです。
南濃町津屋では、占有行動をしているルリタテハを見かけました。
やはり棲息しているようですが、花には殆ど集まらないチョウのようです。
ところが二〇二六年の三月末に、団地の三大サクラの根尾の淡墨桜の子孫であるエドヒガンザクラの吸蜜にルリタテハがやってきているのを見かけました。
春にはサクラの花などで吸蜜もするようです。
ルリタテハはキタテハなどと同様に成虫で冬を越すチョウです。
よく観察していると樹液や腐果に集まるようです。
でもルリタテハの幼虫であるイモムシに出会ったことで、また新しい世界を見かけることができて幸運だったと思っています。
(タテハチョウ科 ルリタテハ属)







