人生でバンを見かけたのは3回に過ぎない!

2026.5.14にハス田で見かけたバン

蟹江周辺の日光川、善太川、宝川や愛西市の船頭平河川公園でもオオバンはよく見かけます。

1羽というよりは殆どの場合、群れで行動しています。

海津市南濃町早瀬の用水路でもオオバンはよく見かけます。

夏になるとほとんど見かけなくなるので、基本的には冬鳥の仲間に入るかも知れません。

でも海を渡って移動するのではなく、国内の北の方に移動していくのでないかと考えています。

一種の漂鳥と言えるかもしれません。

ところがオオバンはそこら中で見かけるのに、バンは蟹江周辺では見かけることは殆どありません。

とても珍しい仲間の鳥と言ってもよいでしょう。

私はこれまで人生で3回しかバンを見かけていません。

でもインターネットの鳥見サークル(鳥情報交換サークル)では、関東地方の人がよくバンを掲載しているのを見かけます。

関東では公園の沼地や湿地帯などに棲息しているように思われるのです。

似たようなことは、数年前に飛島村の田んぼでタマシギを見かけたことがありますが、タマシギは滋賀県や京都府辺りでは池の周辺や湿地帯(例えば巨椋池)ではよく見られるようなのです。

その3回もここ5年程の間の期間です。

最初は長良川脇の人口湿地(長良川の浚渫土砂を貯めておく場所)で、バンの番いとそのヒナを見かけました。

ヒナが大きくなる過程を見たいと思っているうちに、浚渫した土砂でその湿地は埋め立てられ、バンの番いとヒナは見かけなくなりました。

2番目は、今回見かけた木曽川東岸の愛西市立田のハス田でした。

ハス田を歩きている1羽のバンを見かけたのです。

バンは臆病な鳥といわれており、ハス田の脇に車を停めたことからか、急いで茂みに逃げ込んでいきました。

同じ場所で3回目のバンを見かけたのですが、2番目から3年ほど経過しています。

それまでと違って、周りは畑になったり樹木が切られて開放的な風景に変貌していましたが、同じ場所で2羽のバンを見かけました。

多分番いではないかと思われます。

もしかすると、ハス田の脇の叢に営巣している可能性があります。

観察し続ければ、もしかするとヒナか幼鳥を見かけることができるかも知れません。

「日本の野鳥」(叶内拓哉 阿部直哉他 山と溪谷社)のバンには「本州北部以北では夏鳥で、それより南では留鳥または冬鳥。平地から山地の湖沼、池、河川、水田、湿地など。クイナほどではないが、警戒心が強く、少しの物音や影が動いただけで草むらなどに逃げ込む。しかし、地方によって警戒性はかなり異なり、公園などで生活しているものは人慣れしている。主に水際や水草の上を歩き回るほか、泳ぎながら、動物質、植物質のものを何でも食べる。」と記されています。この時期に見かけているので、冬鳥ではなく留鳥だと思われます。

でも今回バンを見かけたのは、本当に幸運だったとしか思えませんでした。  

(クイナ科 バン属)

カモ撮りこうちゃん