アカタテハの幼虫の食草は、イラクサの仲間だと知った!

2025.8.28に見かけた産卵するアカタテハ

2026.4.24に見かけた産卵するアカタテハ

蟹江で良く見かけるヒメアカタテハ

タテハチョウのヒメアカタテハは、蟹江周辺では春から秋になるまで見かけます。

秋には日光川や善太川などの土手で、地面に降りて翅を開いてとまっているのをよく見かけます。

占有行動で一種の縄張り行動の一つです。

他のオスが飛んでくると追いかけて、また同じ場所に戻って来ることを繰り返します。

蟹江に戻ってからかれこれ丁度10年が経ちますが、ヒメアカタテハしか見かけませんでした。

似ているアカタテハも見たいものだと思っていたものの、一向に見かけません。

友人のいわき在住の熊谷さんの便りには、アカタテハを見かけると書いてありました。

いわき周辺ではアカタテハが生息しているようです。

そんなことから、いつか機会があったらアカタテハを見たいものだと思い続けていたのです。

「日本のチョウ」(日本チョウ類保全協会編 誠文堂新光社)には、アカタテハとヒメアカタテハの生息域は重なっていて、日本全国に両種が生息していると書かれています。

それが本当なら、アカタテハもいつか出会えるだろうと考えていました。

2025年8月28日に南濃町津屋の津屋川の土手で、アカタテハを見かけました。

土手は草刈りされ、ある区域は野焼きされていて、植物は殆ど見られない状態でした。

アカタテハはその辺りを飛び回りながら、何度もとまりました。

よく見ると草刈り後に生えだした植物の葉の裏に産卵していました。

家で撮った写真をよく見ると、イラクサ科のヤブマオの新芽のようです。

その時は、アカタテハが南濃町津屋付近に生息していることを確認できたことが嬉しくて、どんな植物に産卵しているかなど気に留めなかったのです。

2026年4月24日に南濃町津屋の南濃梅園にオドリコソウの写真を撮りに出かけました。

梅園の駐車場近くでオドリコソウが咲いていたので、写真と動画を撮るため車を停めて写真を撮り出しました。

その道路の反対側の土手にハルジオンが群生して咲いており、チョウが来ていないか確かめようと行きました。

そこでアオスジアゲハとトラフシジミが蜜を吸っていました。

その写真を撮っていると、近くにタテハチョウが飛んでいて、花ではなく植物の葉の下や茎にとまりました。

もしかすると、産卵しているのではないかと思いました。

その植物はイラクサ科のヤブマオでした。

そこから飛び立って、他のイラクサにとまりました。

その写真を撮るとアカタテハでした。

その時ヤブマオは幼虫の食草に違いないと思ったのです。

そこでスマホでアカタテハと打ち込んで調べると、その食草はイラクサの仲間と載っていましたそこで、やはりこのチョウはアカタテハに違いないと確信したのです。

実際にアカタテハがヤブマオ(イラクサ科)にとまって産卵らしい行動をしているのを見て、アカタテハとイラクサ科が対連合することになりました。

アカタテハと産卵行動を見かけたことをラッキーと思ったのでした。

(タテハチョウ科 アカタテハ属)

カモ撮りこうちゃん