貰った「春峰」は清見と水晶文旦のかけ合わせの柑橘類だった!
春峰(シュンポウ) ナツミカンくらいの大きさ
清見タンゴール オレンジくらいの大きさ
先日知人から、美味しいミカンだからといって大きめの柑橘類を貰いました。
見た目はナツミカンの大きさくらいで、そうした仲間だろうと思っていました。
その包装された透明のプラスチックには、「春峰(大分産)」の商品名がつけられていて、「清見×水晶文旦 ぷちっとした果肉に弾ける甘さが特徴のさっぱりした味わいの春の柑橘です。」と記されています。
1つ食べたところ、依然食べた「清見(タンゴール)」よりは甘くなく、少し大雑把な感じの味のように思いました。
以前、友人から「清見(タンゴール)」が送られて来て、それを食べて美味しいミカンだなぁと思ったのです。
その時の印象は水分が多く、皮が薄く甘い柑橘だった記憶があります。
友人から送られた清見(タンゴール)には、その系統が記されているパンフレットが入っていました。
それによると、「ポンカンが子供で、その孫にデコポンがあります。またオセオラの孫に、宮川早生があります。」と記されていました。
「果物ナビ」の清見には「温州みかんの『宮川早生』と『トロビタオレンジ』の交雑種です。農業・食品産業技術総合研究機構果樹研究所が育成し、1979年(昭和54年)に命名登録されました。国内栽培面積は約696ヘクタール(2022年)、国内年間出荷量は約1万568トン、おもな産地は、愛媛県(約44%)、和歌山県(約43%)、広島県(3%)」となっています。このように清見そのものも、温州ミカンとオレンジの交雑種だということが分かります。
今回貰った「春峰」はこの清見(タンゴール)と文旦の交雑種です。
清見そのものが、温州ミカンとトロビタオレンジとの交雑種であるのに、その清見(タンゴール)を使ってまた新たな品種を開発することが行われているのですね。
最近見られる柑橘類の品種改良には、甘くて水分が多い清見(タンゴール)を元にしているようなのです。
社会の中の甘い柑橘類を望む傾向に対応したものと考えられます。
文旦は大きな柑橘でグレープフルーツのような感じで中果皮が厚いのに、清見は皮が薄く、全く正反対の特徴を持っています。
この矛盾をどう解決するかは大きな問題だと思われます。
きっと文旦に甘さと水分を求めたのではないかと思われます。
この柑橘の大きさはボンタンから来ていると思われます。
このように柑橘類の世界でも、新しい甘い柑橘類を求めて、日々品種改良が行われているのですね。
驚きました。
(ミカン科 ミカン属)
カモ撮りこうちゃん










