チョウのコムラサキのオスの紫色はとても綺麗だった!

コムラサキ(同一のチョウ)

コムラサキ(同一のチョウ)

道路のコムラサキ(同一のチョウ)

タテハチョウ科のコムラサキは、2年前に愛西市福原輪中の長良川沿いの水辺で初めて見かけました。

近くには幼虫の食草のヤナギがあるところでした。

何匹かが飛び交いながら、縄張り争いなのか、激しくせめぎ合っていました。

遠かったこともあって表翅が紫色かどうかはよく分かりませんでした。

それについては2021.10.18づけの「チョウのコムラサキを初めて見かけた」に書きました。

先日は海津市のハリヨ公園にハグロトンボの写真を撮りに行きました。

この時期に湧水池から流れてくる小川の水草のあるところで、ハグロトンボが産卵していることがあるのです。

その写真と動画を撮りたくて出かけたのですが、その場面には出会わずに目的を果たせませんでした。 

そこで津屋川の土手に行こうと思い、その途中の畑と叢の間で茶色いチョウが道路付近を飛んでいるのを見かけました。

一瞬ツマグロヒョウモンかキタテハかと思いましたが、そのチョウが岩にとまったとき、その表翅の模様を見てコムラサキだと直感しました。

そのコムラサキは道路にもとまって、口吻を伸ばしていたので吸水したいのでしょう。

気温は35度近くで地面は濡れていません。

その後岩にとまったり近くの草の葉にとまったりしました。

地面に降りたとき、表翅が見えましたが、その模様を見る限り紫色には見えませんでした。

次に草の葉にとまって羽を閉じたり開いたりしたとき、偶然に紫色が見えました。

とても綺麗な紫色です。

翅の鱗粉が光の反射の仕方によって紫色に見えるようです。

とても驚きました。

正面から見ると紫色には全く見えないのです。

最初夏型だからだろうと思っていました。

でも違っていたのです。

動画も撮りましたが、紫色の翅がとても美しい姿が撮れています。

コムラサキとはよくつけたと納得してしまいました。

前から気になっていたのですが、コムラサキは葉にとまると、目いっぱい翅を広げてとまります。

ヒメギフチョウとかツバメシジミでも陽の光を受けるために羽を広げていることはありますが、コムラサキはそうした感じではありません。

自己の存在をアピールしているようです。

それは他のオスへのものだったりメスへのものだったりしているのかも知れません。

その理由は今のところ分かっていません。

このコムラサキの紫色がとても綺麗だったので、800回blog達成記念のプレゼント企画の写真に使うことにしました。

喜んでもらえれば嬉しいのですがー。

(タテハチョウ科 コムラサキ属)

カモ撮りこうちゃん