福原輪中のサクラタデの株を採り、自宅の鉢に移植してみた!
今年の見かけたサクラタデ
鉢植えにしたサクラタデ
ピンクの花が咲くサクラタデは、タデ科の中で一番美しいと思います。
花の大きさが他のタデに較べて大きく、その花がまるで春のサクラのような感じがするからです。
このサクラタデは天童の山元沼の水辺で見かけたのが初めです。
こんなに美しい野草があるのかと思ったのです。
その後、蟹江に戻ってから、このサクラタデが咲いていないかと探し回りましたが、似た仲間のシロサクラタデは見かけたものの、本来のサクラタデには出会いませんでした。
西尾張では全く見かけていなかったのです。
その後木曽川東岸にある福原輪中(ここは愛西市)の中を歩き回っていた時に、偶然東北で見かけていたサクラタデに出会いました。
この時はとても驚きました。
因みにこの福原輪中は、木曽三川の木曽川と長良川に挟まれた輪中で、立田大橋が1984年に開通するまでは隔絶された地域だったのです。
そのために、動植物の中には、木曽川の東の西尾張とは異なる昔ながらの植物が棲息している可能性があります。
立田大橋が開通して40年を経過しているので、独特の植生が維持されなくなっている可能性があるのですが、それでも昔ながらの植物が棲息している可能性があるのです。
10年ほど、西尾張と福原輪中を頻繁に歩き回っていますが、西尾張ではサクラタデは見かけたことがありません。
最近になって、岐阜県海津市南濃町の早瀬や津屋辺りでサクラタデを見かけました。
西尾張でも昔はサクラタデが咲いていたのでしょうが、土地の改変などによって、絶滅してしまったのではないかと思われます。
何とかサクラタデを西尾張でも見るようにしたいと思い、さしあたりその株を自宅の鉢に植えることにしました。
福原輪中では9月下旬から10月上旬にかけてピンクの花を咲かせます。
そこで、花が咲く前の8月7日に株を採りに行きました。
移植ベラで何本かのサクラタデの葉がついた株を運んで、鉢植えにしたのです。
ところが10月になっても鉢植えのサクラタデは花を咲かせませんでした。
株を採りに行った田んぼの放棄地では沢山のサクラタデが咲いていました。
環境が違ったので、今年花は咲かないかも知れないなと思いながら、眺めていました。
すると、10月中旬を過ぎた頃、何本かの茎の先に花茎を伸ばしているサクラタデを見かけました。
放棄地のサクラタデより半月以上遅れて咲き出したのです。
サクラタデは11月10日を過ぎてもまだ何本かが咲いています。
9月30日に今年初めて撮ったサクラタデをフェイスブックに投稿しました。
すると「庭のサクラタデは繁殖力が強く困っています。」という反応がありました。
ミントのように増えていくようです。
鉢植えなどに限定したほうが良いらしいと思ったものです。
(タデ科 イヌタデ属)
カモ撮りこうちゃん











