用水路で見かけたのは、やはりイシガメだと思う!
イシガメ
クサガメ
ミシシッピアカミミガメ
脱皮中のイシガメかな?
ヘラブナやコイの産卵の写真を撮るために、津島市鹿伏兎の用水路に出かけました。
前日にかなり雨が降ったので、用水路を上がってきているのではないかと思ったのです。
用水路に沿って歩いていた時、たくさん見かけているミシシッピアカミミガメ(アカミミガメ)とは違うカメを見かけました。
甲羅の雰囲気が違うのと瞳が黒いのです。
そんなカメを2匹見かけました。
その1匹の甲羅の一番真ん中の2枚ほどが剥がれているのが心に残りました。
他には小さいクサガメの幼体も見かけました、用水路の壁にしがみついていたのです。
最初はイシガメの幼体かと思いましたが、背中の峰(キール)が3つなのでクサカメだろうと思っています。
数日経ってその用水路にでかけて、端から端まで歩いてみました。
その西側には日光川に通じる水門があって、行った時には閉じてありました。
そこまでの間にいたカメの9割以上はアカミミガメでした。
それも大きいものから、今年孵ったと思われる幼体までいて、大きなカメの後を追いかけている様子も見られました。
そこで見かけたカメの中で、イシガメではないかと思われるものを3匹ほど見かけました。
イシガメは蟹江周辺では絶滅してしまっていると思い込んでいたので、吃驚したと同時に嬉しくもありました。
観察していてイシガメとアカミミガメには、生態や習性が違っているらしく、用水路では別々の場所にいて分かれているようです。
でもイシガメの1匹はアカミミガメと一緒に泳いでいるものもありました。
今回イシガメを見かけて、その甲羅が「銭型」に見えたこともイシガメだと思う理由になりました。
また瞳が黒くよく見ると愛らしい感じなのです。
それも特長のようです。
また前回見かけたイシガメの甲羅が剥がれているものがありました。
多分脱皮ではないかと思われます。
「ニホンイシガメのケアー」には、「ニホンイシガメは甲羅が脱皮します。脱皮を何回も何回も繰り返して甲羅が大きくなっていきます。脱皮といえばカニやザリガニの脱皮をイメージするかと思いますが、二ホンイシガメなどのカメ類は脱皮する時には人間が日焼けをしたときのような感じで皮がむけていきます。ニホンイシガメが脱皮した後は水の中が甲羅の殻で汚れていますが、病気ではありませんので安心してください。脱皮をした後はザリガニやカニのように甲羅が柔らかい訳でもなくニホンイシガメの場合は甲羅の硬さは脱皮前も脱皮後も同じです。」と記されています。
あの硬い殻がどうしてあんなに大きくなっていくのか、ちょっと考えたら疑問に思えそうなのに、考えたことがありませんでした。
そんなことをイシガメで反省してしまったものです。
(カメ目 イシガメ科 イシガメ属)
カモ撮りこうちゃん