河津桜(カワヅザクラ)とメジロの写真を撮りに行った
満開のカワヅザクラ
カワヅザクラの吸蜜に来たメジロ
園内で見かけたカンザクラ
数年前から永和の沼周辺にカワヅザクラの木が植えられて、2月中旬を過ぎると花を開きはじめます。
ピンクのとても華やかな花を咲かせます。
蟹江周辺ではエドヒガンが3月中旬過ぎに、ソメイヨシノが3月20日過ぎになると咲き出します。
それに比べて1か月ほど早めに咲き出すサクラです。
テレビでは何回も静岡県のカワヅザクラの放映をしています。
数日前にフェイスブックに名古屋市港区の戸田川緑地公園のカワヅザクラの花にメジロが吸蜜に来ている写真が掲載されていました。
そこで3月1日にカワヅザクラとメジロの写真を撮りに戸田川緑地に出かけました。
自宅からもそう遠くはないので20分位の距離です。
当日は強風だったのですが、カワヅザクラは満開で、そこにメジロがやって来ていました。
30羽位の群れのようでした。
当日人は余りいませんでしたが、なかなか良い写真は撮れませんでした。
3月3日にも出かけましたが、その日は日曜で多くの人が公園内におり、なかなかカワヅザクラの花にはやってきていませんでしたが、その後サクラの木に群れがやって来ていました。
すぐ下の人がいるのに吸蜜していました。
蟹江周辺で吸蜜しているメジロは人がいると素早く逃げていくのに、この公園内のメジロは余り人を恐れていないことに驚いてしまいました。
ウィキペディアでは「日本固有種のオオシマザクラとカンヒザクラの自然交雑から生まれた日本原産の栽培種のサクラ。樹高は亜高木、樹形は傘状。一重咲きで4㎝から5㎝の大輪の花を咲かせ、花弁の色は紫紅。オオシマザクラとカンヒザクラの雑種にさらにカンヒザクラが交雑した種であり、オオシマザクラ由来の大輪の花と、カンヒザクラ由来の紫紅の花弁の色と早咲きが大きな特徴である。~中略~ カワヅザクラは本来は本州に自生しないカンヒザクラが交雑することによって花期が早まったと考えられている。~中略~ 1955年に静岡県賀茂郡河津町田中の飯田勝美が河津川沿いの雑草の中で1mほどの原木を偶然発見し、庭先に植えたことが由来である。~中略~ 現在も原木はこの地に存在し、2007年現在で樹齢50~60年である。また1968年頃からこのサクラが増殖されるようになった。」と示されています。
戸田川緑地公園には、カンヒザクラも数本あって、ちょうど蕾になっていました。
前から疑問に思っていた、ソメイヨシノなど花が先に咲き出すサクラと、ヤマザクラのように葉と花が同時に咲き出すサクラがある。
どちらが効率的なのかと考えていたのですが、葉と花が同時のサクラから、ソメイヨシノのような咲き方のサクラが生まれてきたようなのです。
このカワヅザクラもソメイヨシノ型だなぁと思っています。
(バラ科 サクラ属)
カモ撮りこうちゃん