シロチドリの習性か?白線の上で休む行動について

白線上で休むシロチドリ

鉄板の上で休むシロチドリ

今年の2月2日に愛西市の木曽川西岸の駐車場でシロチドリを見かけました。

チドリといえばコチドリはよく見かけているのですが、シロチドリとは初めての出会いでした。

三重県の県鳥とも言われていますが、フェイスブックに掲載した時に、だんだんとその数が少なくなっているとのコメントが記されていました。

少しの間をおいて、何度もシロチドリの写真や動画を撮りに行きました。

何といっても人が近くで車を動かしている中で、10羽前後のシロチドリがいるのですから、珍しい光景といってもよいでしょう。

フェイスブックに掲載した時、コメントしてくれた人の中で、10月頃にシロチドリを見かけている人がいました。

その人のコメントには、駐車場の白線を引いてある場所にいたと書いてあったのです。

私が見かけた時は、寒い日でしたが陽射しがあって、駐車場の小さい排水路の上の鉄板状にいました。

鉄板が温まっていて暖を取りやすいのではないかと思ったのです。

しかしその後、写真を撮りに行くとコメントしてくれた人が言うように、白線の上にいるシロチドリがいるのを見かけました。

集まっている時もありますが、1羽ずつ離れていながら、白線上にいるのです。

どうしてなのか理由は分かりません。

第一駐車場にいること自体が珍しいのに、その駐車場の白線にいることは何なのか理由があると思うのですが、今のところ分かっていません。

体全体が白いので、白線上にいると天敵から存在が分からなくなるということなのかも知れません。

同じチドリの仲間で外見上同じように見えても、習性などが随分違っている場合があるようです。

コチドリは餌をとる時、足を小刻みに震わせながら地面を叩いています。

土中の虫を追い出しているような仕草です。

他のチドリもこうした行動をするかどうかは分かりませんが、似ていても行動や習性が違っているようなのです。

このシロチドリの白線にいる行動は、シロチドリ特有の行動なのかどうか、いつか確かめたいと考えています。

それにしては不思議な行動だなぁと思ってしまいました。

(チドリ目 チドリ科)

カモ撮りこうちゃん