11月末に見かけたニュウナイスズメには驚いた!
11月26日に見かけたニュウナイスズメ
これまで見かけたニュウナイスズメのあれこれ
何年にも亘って定点観測地の海津市南濃町早瀬の用水路の土手を歩いています。
蟹江から車で一時間位の行程で、近くにはハリヨ公園もあります。
一年を通じて出かけているので、撮る対象の動物がいないこともたびたびです。
必ず出会う保証はないので、一つでも撮れたら満足して帰るようにしています。
数年前30代と思われる軽装の女性がカメラを持って、ハリヨ公園内を歩き回っていました。
近くに来た時に話しかけると「カワセミを撮りたいのです。」と話しました。
私が「たまに見かけますが、出会う機会はそうそうありませんよ。」と話したのですが、意に関せずその後も探していました。
簡単にカワセミを見られると思っている風情でした。
動物園の檻の中の動物を撮るのと同じに考えているように見えました。
鳥見サークル(鳥情報サイト)でも、カワセミが水中に飛び込んで、飛び上がって来る様子が掲載されています。
それらは公園などの池に来るカワセミの写真ではないかと思われます。
私がカワセミに出会うのは10回に1回あるかないかの確率に過ぎないからです。
冬に見かけるニュウナイスズメも珍しい存在です。
南濃町早瀬の雑木林の一角で、ここ3~4年程冬に見かけます。
1月末頃に葉が落ちた雑木の木々に止まっているのを見かけています。
夏に見かけたことはありません。
ところが「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山渓ハンディ図鑑7)では「繁殖地は中国大陸と朝鮮半島。夏鳥または漂鳥。平地から山地の林、農耕地、草原など。繁殖地以外は群れで生活することが多い。」と記されています。
多く見られる時期は5月~10月となっています。
私が見かけているニュウナイスズメの時期とは全く逆になっています。
私は北の地方から冬を越すために南下してきて、夏になると北に移動すると考えていました。
そこで今、頭が混乱している状態です。
そのニュウナイスズメを今年は11月末に見かけました。
こんなに早く見かけたのは初めてです。
近くの電線に数羽がとまっていました。
近くにムクドリもとまっていて、呉越同舟の風情でした。
スズメはそんな行動はしないので様子がおかしいと思い、写真と動画に撮りましたが、距離があったのではっきりしませんでした。
その後ハリヨ公園に行って、園内を歩き回っていると、雑木の天辺に鳥がとまりました。
その写真を撮りましたが、帰ってからパソコンに取り込んでみると、ニュウナイスズメのメスの様に見えました。
多分ニュウナイスズメではないかと思います。
やはり何年も歩き回って定点観測しているから、こうしたことが分かるんだと思われます。
カモ撮りこうちゃん
“11月末に見かけたニュウナイスズメには驚いた!” に対して122件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。