今年もノビタキを見かける季節になった!
今年見かけたノビタキ
これまで見かけたノビタキの色々
ここ数年秋になると永和の田んぼでノビタキを見かけています。
この辺りのイネの品種は晩生のアイチノカオリが植えられていて、その刈取り作業は10月半ばから後半にかけて行われています。
10月初旬はまだほとんどの田んぼは稲穂が垂れ下がっている状態です。
9月半ばからノビタキが見られないかと、とても心待ちにしていたのです。
「日本の野鳥」(叶内拓哉 安部直哉他 山と溪谷社)では生息分布は日本を含むユーラシア大陸となっています。「夏鳥。平地から山地の草原、牧草地、農耕地、川原など。秋の渡りの時期には、平地にはふつうに見られる。」と記されています。
今年の初見日は9月28日でした。
やっと見かけたと嬉しくなりました。
例年、10月の後半になると見かけなくなるので、南に渡っていくのでしょうか。
なかなか可愛い鳥だと思います。
餌にしているのは昆虫類やクモ類などなので、田んぼの刈り取りが行われた後を餌場としています。
今年は十月初旬に永和駅近くの田んぼの一角だけ、早めに刈り取りが行われました。
その田んぼ近くに立っている細い棒や標識棒などの上にとまって、刈り取り後の田んぼに降りて、エサを取ってまたその棒に戻ってきます。
そんな習性の鳥です。
近くから写真が撮れず、動画も拡大しようとすると必ずぼやけてしまうので大変です。
仕方なく車のフロントガラス越しに写真を撮ったり、動画を撮ったりしています。
そのためにやはり写真や動画がぼけてしまうのです。
本当にノビタキかどうか判断しかけるときもありますが、この行動習性からノビタキに違いないと考えています。
こうしてつかの間のノビタキとの出会いですが、また来年も来てくれよと思いながら、ここ10日間ほどノビタキの写真を撮っているのです。
(スズメ目 ヒタキ科)
カモ撮りこうちゃん