アマガエルが養殖池のネットのテグスにぶら下がっていた!

テグスにぶら下がるアマガエル

庭で見かけたアマガエル

天童で見かけたアマガエルのいろいろ

6月に永和で見かけたアマガエル

9月になって飛島村の金魚養殖放棄池にショウジョウトンボ、コフキトンボやギンヤンマの写真を撮りに行きました。

他にもムスジイトトンボの写真も撮る積もりでした。

普通の養殖池では、天上に5センチ間隔位のテグスが張ってあり、横にはネットが張ってあって、鳥が入れないようになっています。

でもこの仕組みでは小さいハクセイキレイなどは平気で中に出入りして飛び回っています。

池の持ち主にとってはカワウ、コサギやキンクロハジロなどの金魚を狙うサギやカモ類が入り込まなければ良いと考えているらしいのです。

また稚魚などの場合には、池の上面に細かいネットで覆いをしているので、そう簡単には池の金魚を捕ることはできなくなっています。

金魚養殖放棄池の場合には、上面のテグスもなく、横のネットも壊れてすかすかになっています。

そんなネット越しで、池を飛び回るトンボの写真を撮っています。

その写真を撮ろうと、池のネット脇の道路を歩いていると、ネットの上面のテグスが横のネットに絡みついているところで、カエルがそのテグスにぶら下がっているのを見かけました。

どんな名前のカエルかすぐには分かりませんでした。

でも雰囲気からアマガエルではないかと思われます。

なぜアマガエルかどうか迷ったかというと、体色が緑でなかったからです。

普通アマガエルは緑色のものが普通ですが、このアマガエルは薄い茶色模様が入ったカエルだったのです。

これまでアマガエルは環境に合わせて体色を変える能力があることが分かっています。

基本的な色合いが欠落したアマガエルもいるようなのです。

自分では周りの環境に合わせて、植物が多いところでは緑色に体色を変化させた積もりでも、実際にはそうならないカエルがいるらしいのです。

これまで白いアマガエル、茶色のアマガエルなどを見かけています。

飛島村で見かけたこのカエルはアマガエルで、体色の一部が欠落しているのではないかと思われます。

必死にテグスにぶら下がっていましたが、そのうち手をはなして、下のネットに掴まりました。

その様子が面白くて写真と動画に撮りました。

自宅の庭で今年はアマガエルを1匹見かけています。

10日ほどハナオクラ(トロロアオイ)の葉の上でじっとしています。

暑い時にホースで水を撒いても、逃げる素振りはなくじっとしています。

狭い庭なので私が歩いていくと、カエルのすぐ脇を通るのですが、逃げ出す様子もありません。

このカエルは典型的な緑のアマガエルです。

長くそこにい続けていると、なぜか愛着を感じるようになるから不思議ですね。

でも昨日は見かけませんでした。

もしかすると死んだのかも知れません。

(アマガエル科 アマガエル属)

カモ撮りこうちゃん