ハスにはレンコンができるものとできないものがあるのでは?

発芽するハス

葉を出したハス

塩化ビニール容器に移しかえる前のハス

蝶戀花の花

ハチス

道の駅で販売されているレンコン

5月半ばを過ぎると愛西市立田のハス田ではハスの葉が大きくなってきます。

これからハスが育って地中のレンコンも大きく根を張らす時期なのでしょう。

ハス田は何列かのハスが並んでいて、その間の空間に育ったレンコンが進出するようになっています。

そうしたハス田の風景を見かけたのは常磐線の車窓から見た茨城県のハス田が初めてでした。

愛知県はレンコンの3大産地の1つとして知られ、その品種も時代の流れと共に変化してきているようです。

こうした経緯や品種については、2022.8.19づけのblog「立田は愛知県レンコンの産地の中心らしい」で書きました。

立田道の駅にはレンコンが売られています。

そこの売店ではレンコンパン、レンコンを使った総菜などが売られています。

ある時期になると贈答用の箱入りレンコンを販売していることもあります。

やはりレンコンの産地ならではでしょう。

そこで買ったレンコンを自宅の塩化ビニール製容器に植えて育ててみたいと思ったものの、レンコンの芽が摘んであるのです。

泥の中に埋めても多分芽は出ないでしょう。

品種が拡散しないように配慮しているのかも知れません。

そこで京都の杜若農園からハスの種を買って育てることにしました。

以前天童の原崎沼で採った種の底を紙やすりで開けて、それで発芽させてみていました。

それが12月だったので、発芽したものの生長させられずに枯らせていました。

そんな経緯があり、1粒600円の「蝶戀花」という品種を購入して育てたのです。

時期は5月半ばだったので、種は発芽し順調に育ち、夏にはピンクの綺麗な花を咲かせました。

花は2日に亘って咲き、2日目になると花びらがポロリと落ちてしまいます。

塩化ビニール容器なので、たくさんの花は期待していませんでしたが、それでも4輪ほど咲かせられました。

その翌年容器が手狭になったので掘り起こして取り出し、芽の付いたレンコンを分散させて泥に埋め込みました。

そのレンコンときたら細いものだったのです。

それは塩化ビニール容器が狭いので育たなかったからだろうと思っていました。

それから2年後の春先にも掘り越したのですが、それもやっぱり細いレンコンだったのです。

太いレンコンができたら食材にしようと期待していたので、やはりがっかりしてしまったのです。

そうした経緯があり日が経つにつれて、もしかすると蝶戀花は太くならない品種ではないかと思うようになってきました。

食べるレンコンと花を愛でるレンコンでは太さが違うのではないかということです。

実際のところは分かりませんが、今のところはそんな考えになってきています。

本当かなー。

カモ撮りこうちゃん