ハコベの仲間はなかなか区別できないでいる

ウシハコベかな?

ハコベかな?

オランダミミナグサ

ツメクサ

小学生のころニワトリの餌のハコベを採りに行って、フスマと一緒にして餌やりしたことを想い出します。

仙台で春の野草をテンプラにして食べる活動をした時にも、ハコベもテンプラにしましたが、その時の印象では茎だらけで美味しいという印象はありませんでした。

ハコベは越年草で2月のこの時期に叢(くさむら)の端に生えています。

葉だけのものが多いのですが、花を咲かせているものもあります。

でも昔のものとは違った印象を受けました。

ハコベはナデシコ科でとても可憐な花を咲かせます。

白い花弁は5個ですが、それが裂けているので10個の花弁に見えます。

先日永和の雑木林脇の叢でハコベの花らしいものを見かけました。

とても可愛い感じの花です。

雑木林の東側で北風から守られているからでしょうか。

少し立ち上がっているようにも見えました。

ハコベとは違うウシハコベではないかと思われます。

「日本の野草」(林弥栄編 山と渓谷社)のウシハコベでは「ウシハコベ属とする学者もある。日本全土に生える越年草または多年草。茎の高さは20~60㌢になる。ハコベに似ているが全体が大形で、茎が紫色を帯びるので区別できる。葉は対生し、卵形または広卵形で茎を抱く。葉のわきから細い花柄をだし、その先に白い小さな花を開く。花弁は5個、基部まで深く2裂する。花柄と萼片に腺毛がある。萼片は5個。花期は4~10月 生育地は山野 分布は北、本、四、九」と記されています。

またハコベでは「世界中どこにでも見られる越年草。高さは10~30㌢。葉は対生し、卵円形または卵形で長さ1~2㌢、全縁で両面とも無毛。春から秋まで、次々と白色の小さい花を開く。花弁は5個で2深裂する。春の七草のひとつ。花期は3~9月。生育地は道ばた。畑分布は日本全土」と記されています。

ウシハコベとハコベの違いは茎の色、花弁の深裂具合、葉が茎を抱くか、腺毛があるか、花柄を出すかで区別できそうです。

これまで撮ったハコベらしい写真を見たら、本来のハコベ(ナデシコ科ハコベ属)は1枚しかありません。

ほとんどがウシハコベのようです。

秋から春にかけて農道脇や畔で見かけるハコベの仲間はオランダミミナグサ(ナデシコ科 ミミナグサ属)のようです。

ヨーロッパ原産で明治時代後期に渡来したといわれています。

今ではこれが大量に繁茂しています。

またナデシコ科だと思われるさらに小さい花を見かけます。

ツメクサではないかと思われます。

とても可憐な花で時々見かける程度です。

皆さんも春になったら、是非探してみてください。

(ハコベ ウシハコベ ナデシコ科 ハコベ属)(オランダミミナグサ ナデシコ科 ミミナグサ属)(ツメクサ ナデシコ科 ツメクサ属)

カモ撮りこうちゃん