1か所にたくさんのミサゴが集まる理由が分からない!
近くの杭にとまりあうミサゴ
杭にとまるミサゴの上を飛ぶ魚を掴んだミサゴ
杭にとまるミサゴと飛翔するミサゴ
蟹江に戻って日光川や善田川、そして藤前干潟でミサゴを見かけるようになりました。
ミサゴはオジロワシ、オオワシやアメリカのハクトウワシと同様に魚を中心に捕っています。
この周辺のミサゴを観察していると、魚しか捕っていません。
日光川、善田川の河口や藤前干潟は伊勢湾に入り込む場所で、魚が豊富です。
おもに餌となる魚はボラとコイが中心ですが、藤前干潟では干満に合わせてスズキも上って来るようです。
30~50センチほどの魚があちこちで泳いでいるのを頻繁に見かけます。
豊かな河口域といったところでしょうか。
数年前に故障や事故で問題になった軍用機のオスプレイはミサゴのことです。
アメリカの軍用機にはこうしたタカ類の名前がつけられています。
7年ほどミサゴを主に日光川と善田川の河口で見てきましたが、毎冬には大体1~2羽ほどを見かけるのが普通で、3羽見かけたときには「こんなにいるんだ。」と思ったほどです。
それもお互い近くを飛んでいくだけです。
ミサゴは1羽ずつ生活するのが生活形態だと思っていました。
繁殖期になるとパートナーを求めて上空で見合いをすることはあるようです。
それについては、2022.12.30づけの「ミサゴが出会うための方法は?」で書きました。
ここ10日ほど前に日光川と善田川の合流点付近で、5羽のミサゴを見かけました。
それを初めて見たときとても驚きました。
1か所にこんなにミサゴがいるのを見たのは初めてだったからです。
数日後には飛んでいるミサゴを含めて7羽を見かけました。
私にとっては想像以上の数で驚くより仕方ありませんでした。
なぜこの合流点にミサゴが集まっているのか、今のところ不明です。
繁殖期には番いになるために2羽ずつになると思われますが、まだそうした時期ではないと思われます。
現時点では驚いているばかりで、ミサゴがここに集まる原因は分かっていません。
これから観察しながら、この集まりがどう変化していくか観察したいと思っています。
とにかく不思議な現象だとしか思えない私がいます。
どうしてなのでしょうねー。
(タカ目 ミサゴ科)
カモ撮りこうちゃん