この地方でもキクイモが生えているのを再確認した!
ハリヨ公園で見かけたキクイモ
山形で見かけたキクイモ
オミ漬けの材料のキクイモ
小さい頃には名古屋や蟹江周辺でキクイモを見かけた記憶があります。
黄色い花が叢や放置された畑の隅で咲いていました。
でも数年前に蟹江に戻ってからキクイモを一度も見かけていません。
何故かなくなってしまったようです。
キクイモは山形ではオミ漬けの材料として重要な食材です。
これについては2021.2.13づけの「キクイモは天明の飢饉とは無関係だった」で書きました。
オミ漬けにキクイモを使うようになったのはいつ頃からか分かりませんが、天明の飢饉前の1700年代後半に質素倹約で有名な、上杉家を再興した上杉鷹山時代ではないようです。
鷹山の時代はウコギやスベリヒユ(ヒョウ)を食材にしていたようですが、キクイモはまだ日本に入ってきていませんでした。
「救荒雑草」(佐倉隆一 全国農村教育協会)のキクイモには「北アメリカ原産の帰化雑草。高さ1~3mの多年生草本。食用に栽培されていたものが野生化しており、特に北海道に多い。茎は直立し短い毛が密生する。葉は卵形で先がとがり、粗い鋸歯がある。葉柄は長く互生する。地下茎が肥大化して繁殖する。8~10月の開花時に、黄色いキクのような花が咲く。晩秋、塊根を掘り取り水洗し、臼に入れてつきでん粉をとる。これのみを煮食した場合には味が淡白すぎるため、魚肉あるいは油揚げなどとともに煮れば美味である。また酢・しょう油に浸しあるいは、いぶって食べる。また焼酎に醸造しアルコールに製する。根及び新葉は家畜の飼料および救荒食に適している。」と記されています。
残念ながら山形のオミ漬けについては書かれていませんでした。
先日海津市のハリヨ公園の北側の叢の一角でキクイモを見かけました。
蟹江に戻ってから初めてです。
懐かしい気持ちになりました。
そのキクイモの葉にハグロトンボがとまりました。
山形に比べて、こちらではキクイモが育ちにくいのかも知れませんね。
現代では冷害や干害などがあっても、救荒植物を利用することはありません。
そんな豊かな時代に生きていることを感謝しなければならないだろうなと思ってしまいました。
(キク科 ヒマワリ属)
カモ撮りこうちゃん