伊吹山にサラシナショウマの写真を撮りにでかけた!
サラシナショウマ
ガスの中のサラシナショウマ
ヤマブキショウマ(バラ科)
中日新聞(2022.8.29)にサラシナショウマの記事が載っていました。
「滋賀、岐阜県境の伊吹山(1377㍍)山頂付近の草原で、秋の訪れを告げるサラシナショウマの花が見頃を迎えている。キンポウゲ科の多年草で、『升麻』という漢方薬の一つになる。無数の小さな白い花をつける。伊吹山ドライブウェイを管理する日本自動車道(岐阜県関ケ原町)の岩田將司さん(29)は『例年通りかわいらしい姿を楽しめます』。山頂付近は麓より気温が一〇度ほど低い。登山客らは涼しい風に揺れる愛らしい姿を眺めたり写真に収めたり。一足早い秋を楽しんでいた。」と記されていました。
そこで蟹江から2時間ほどかけて、関ヶ原経由で伊吹山まで行きました。
沖縄付近に台風がきているからか、1260mのスカイテラス駐車場付近はガスがかかっていました。
一番驚いたのは利用料金が3140円だったことです。どこのドライブウェイもせいぜい1000円くらいが相場です。
料金所で「なぜこんなに高いのですか。この道は滋賀県側にも降りられるのですか。」と尋ねると、「民間会社がやっているので。申し訳ありません。」と応えてくれました。
スカイテラスはガスで周りが見えなかったのですが、少し経つとガスが薄くなってきました。
そこでテラスの売店で蕎麦を食べて、女性にどのあたりでサラシナショウマが見られるのか尋ねました。
すると自分が撮ったスマホの写真を見せてくれました。
このテラスからすぐ近くの登山道の入り口辺りで見られるとのことでした。
蕎麦を食べているところからもサラシナショウマが見えました。
またガスの切れ間からは琵琶湖も見えました。
食べ終わって登山道からサラシナショウマの群生している様子を、写真と動画で撮りました。
思っていたよりは大きく感じました。
ショウマと呼ばれて植物は3科に分かれています。
2022.3.7づけのblogで「ショウマは色々な科に分かれているようだ」でそのことを書きました。
天童周辺で奥羽山系の山などを歩き回っていて、これらの3科のショウマを見かけています。
一番印象的なのはヤマブキショウマで、次がサラシナショウマでしょうか。
でもこれほど群生しているサラシナショウマが咲いていると壮観としか言えません。
またガスがかかった中のサラシナショウマも風情を感じさせます。
野草や高山植物で伊吹山独特の植生が見られるようです。
例えばルリトラノオは別名イブキルリトラノオと呼ばれているそうです。
伊吹山のサラシナショウマも、この付近では特別の存在なのかも知れません。
いつか調べてみたいと思っています。
(キンポウゲ科 サラシナショウマ属)
カモ撮りこうちゃん