コガネムシが何匹もクサネムの葉に取りついていた
クサネムに集まるコガネムシ
シロサクラタデに集まるコガネムシ
セマダラコガネかな?
今年写真撮りに歩き回っていて、コガネムシがクサネムの葉に集まっているのを何か所かで見かけました。
昨年の夏は関西線永和駅北側の叢にシロサクラタデが咲いていて、コガネムシが何匹も取りついていました。
多分その花を食べていたのでしょう。
同様に近くのクサネムの葉にも取りついていていました。
それについては2021.9.9づけのblog「なぜコガネムシはシロサクラタデに集まるの?」に書きました。
コウチュウやハチは今のところ区別できませんが、1種類ずつ潰しながら学んでいくしかないだろうと思っています。
小さいときからそんな姿勢でやっていたら、動植物の世界を広く深く知れていたのにと反省しきりです。
昨年になってコガネムシ、カナブンとハナムグリの区別がつけられるようになりました。
違いが分かるとやはり楽しいですね。
これはハナムグリだ、あれはカナブンだと集まってくる場所を目安にしながら同定作業をしています。
コガネムシは野菜の葉や根に被害に与える害虫として嫌われています。
でも叢を歩いていてもコガネムシはなかなか見つけられません。
今年も永和駅北側の叢でクサネムに集まっているコガネムシを見かけました。
また善田川の新大井橋近くの土手でもクサネムにいるコガネムシを見かけました。
その様子からクサネムはコガネムシの好物のようなのです。
しかも中には重なって交尾しているものもあります。
クサネムは羽状複葉のマメ科の植物で、葉は薄いので食べやすいに違いがありません。
そんなことがクサネムにコガネムシが集まってくる理由ではないかと思われます。
最近ではクサネムを見かけると、コガネムシがいないか探すようになりました。
このようにクサネムとコガネムシは親和性が高いように思うのです。
コガネムシの仲間の細かい区別はまだついていません。
先日海津市のハリヨ公園で、コガネムシの仲間のセマダラコガネではないかと思われる個体を見かけました。
写真と動画を撮りました。
このように少しずつコガネムシの仲間の知識を広げていこうと考えています。
(コウチュウ目 コガネムシ上科)
カモ撮りこうちゃん