カワラケツメイはこの地域では珍しい存在らしい

蟹江城址のカワラケツメイ

福原輪中のカワラケツメイ

カワラケツメイはマメ科の羽状複葉です。

2020.9.3づけの「カワラケツメイを見つけた」にも書きましたが、1584年の小牧・長久手の戦いの蟹江合戦で徳川軍と豊臣軍がぶつかりました。

その際に蟹江城内で、茶粥としてカワラケツメイ茶に米を入れ茶粥として食べたと伝えられています。

その由来に因んで、蟹江城址跡には今でもカワラケツメイを植えて育てています。

一昨年の夏に写真を撮りに出かけました。

そこで今年も出かけました。

たくさん生えていましたが、夏の暑さと雨が降っていなかったからか、多くの葉は丸まっていました。

水分が少ないからでしょう。

どの植物も水が足りないと丸まってきます。

葉の大きいものは葉が萎んできます。

日陰になっているところの葉は、それでもシャキッとしている葉もあり、その写真と動画を撮りました。

また花が咲いているものもあり、マメがなっているのもありました。

この時期がカワラケツメイの咲く時期なのだろうと思います。

一昨年の同じ頃、蟹江以外にカワラケツメイがないかと探しましたが、見つかりませんでした。

でも愛西市の福原輪中の木曽川沿いの堤防下を歩いているときに、偶然カワラケツメイが生えているのを見つけて、その黄色い花と葉の写真を撮りました。

蟹江城址以外で見かけたのはそこだけでした。

かなり群生しているなと嬉しく思いながら、来年も生えているだろうと考えていたのです。

その後数週間たって出かけてみたら、叢の草刈りがしてあってカワラケツメイはなくなってしまいました。

それでも豆ができて地面に落ちて、来年にはまた生えるだろうと思っていたのです。

その翌年(昨年のこと)に出かけてみるとカワラケツメイはどこにも生えていませんでした。

消滅してしまったようです。

カワラケツメイは乾燥した叢に生えるようです。

草刈りした人は叢に生えているものは全て雑草だと思いこんでいるのでしょう。

今年生えてなくてもよいと思って、確認のために福原輪中の木曽川沿いの堤防下の叢を歩いてみました。

一昨年たくさん生えていたところは単子葉植物ばかりで、カワラケツメイは見当たりませんでした。

それでも探しながら歩いていくと、ある狭い範囲で、10株くらいのカワラケツメイが生えていました。

その周りだけに生えていて、少し離れると全く見かけないのです。

やったーと思いました。

カワラケツメイはまだ花をつけていません。

背丈は大きさは大きくありません。

落ちていた豆からその場所の数か所で発芽したのかも知れません。

1週間くらいしたら、もう一度行こうと考えています。

花が咲いているところを動画に撮りたいからです。

蟹江周辺ではカワラケツメイは希少な植物です。

これからも豆ができて、子孫をつないでいってくれることを祈るばかりです。

(マメ科 カワラケツメイ属)

かもとりこうちゃん