トウガンといえば子供の頃を想い出す

昔からトウガンという名前は知っていましたが、その料理は食べたことがありませんでした。

なぜ名前を知っていたかというと、風呂に入って体を洗ってから上がるとき、最後に「10数えてから上がってきなさい」と言われました。

そのとき唱えたのが「イチジク、ニンジン、サンショにシイタケ、ゴボウにロウソク、ナナにハクサイ、キュウリにトウガン」という言葉です。

地方によって少しずつ違いがあるわらべ歌だったようです。

「世界の民謡・童謡」の「いちじくにんじん」には「『いちじくにんじん』は手まり歌(まりつき歌)、羽子突き唄、おはじき歌などとして古くから親しまれてきた日本のわらべうた・数え歌。1はイチジク、2はニンジン、3はサンショウ(山椒)、4はシイタケ(椎茸)といったように、数字の読みと語頭が一致する名前の食材や植物などが歌い込まれていく。『さんしょにしいたけ』以降の歌詞については、地域によって異なる食材や植物が歌われることもあるようだ。まずは、代表的な『いちじくにんじん』の歌詞を見ていこう。

歌詞の一例として『いちじく にんじん さんしょにしいたけ ごぼうにむくろじゅ ななくさ はつたけ きゅうりにとうがん』まずはむくろじゅ(無患子)。ムクロジ科の落葉樹で、果皮に多量のサポニンが含まれ、かつては石鹸として洗濯などに珍重されていた。むくろじゅ(ムクロジ)の黒くて硬い種子は、羽子板の羽根の玉や数珠(じゅず)の材料として使われていたという。」と記されています。

この引用したわらべ歌は関東で歌われたもののようです。

愛知県ではどう歌われていたのかは分かりません。

というのは両親が東京育ちで、名古屋に仕事の関係で移ってきたからです。

移ってきた人の多くも東京育ちで、社宅は東京文化圏そのものになっていたのです。

風呂で歌っていたわらべ歌は名古屋本来のものではなさそうです。

いつか詳しく調べたいと思っています。

ただ面白いことに、最後の「キュウリにトウガン」の部分は一緒なのですね。

トウガンという名前はこのように親しかったものの、実際にトウガン(冬瓜)を食べた記憶はほとんどありません。

東北ではトウガンを見たことはありませんでした。

蟹江では季節になるとトウガンをスーパーや地産市場で売っています。

トウガンを育てている畑もあります。

大きな緑色でラグビーボールのような大きさです。

お隣さんから貰ってスープにして食べたことがありましたが、果肉が柔らかくて落ち着きませんでした。

昔から知られている野菜だから良い料理法があるはずです。

調べてみるとお浸し、スープ、豚肉や鶏肉の煮物やあんかけ、油揚げの煮物、トウガンのそぼろ煮などがありました。

テンプラやカレーの具材には適していないようです。

きっと果肉が柔らかいからでしょうね。

もう少し勉強してみたいと思っています。

(ウリ科 トウガン属)

カモ撮りこうちゃん