世界最小の馬(ファラベラ)を散歩させている男女に会った
弥富市海屋の宝川の土手下には、「horse & dog plaza」があります。
Horse plazaでは「誘導馬騎手アカデミー」と「乗馬クラブJOY」を経営していて、多数の職員が働いています。
昨日、宝川の土手からイヌのような動物を引いてくる男女がいました。
散歩してきた帰りのようです。
イヌにしては雰囲気が違いウマではないかと瞬間的に思って、車を降りてカメラとビデオを持って近づきました。
小型のウマだったのです。
東日本大震災の前に南相馬市から鹿島近くの国道6号線沿いで、小型のウマを連れて散歩している人を何回か見かけました。
本当に小さく秋田犬位の大きさで、とても人が乗れるウマではなかったのです。
そんな小さな馬がいることに驚いた経験がありました。
そこで「写真と動画を撮らせてもらえませんか。」と頼むと快く応じてくれました。
そこで「何という品種ですか。」と尋ねると、「牧場号です。」と女性が応えたので、「馬の品種です。」と言うと「ファラベラ!小型種です。」と教えてくれました。
私が「以前これよりも小さい馬を見たことがあります。」と話すと「この種の小さいものだと思いますよ。」と話しました。
「この馬は家で飼われているペットで、持ち主が家を空けているのでHorse plazaで預かっているのです。
毛がとても多いのです。」と話してくれました。
「みんなの乗馬」には、馬の種類(ポニー)について「ポニーとは体高が147㎝以下の馬の総称のことをいい、特定の品種を指すわけではありません。子供用の乗用馬としてマスコット的な感じで飼育されることが多く、温厚な性格で耐久性に優れているのが特徴です。ポニーは体こそ小さいですが、走ると時速40㎞ほどのスピードは出すことができ運動能力にも優れています。日本在来馬もポニーに分類されます。」と記されています。
ファラベラ(Falabella)は「アルゼンチンが原産のミニチュアホースで世界一小さい馬種として有名です。ファラベラの名前の由来はこの品種を成立させた人の名前でアルゼンチンのファラベラ家からきています。体高は平均で約70㎝~78㎝、小さい馬では40㎝台しかなくほとんど犬と変わらない大きさです。ファラベラの起源は20世紀前半と最近で、シェトランドポニー、アンダルシア、イベリア馬を元に生産されかなりの近親交配を元に作られました。~中略~ この体格から乗馬としてはほとんど使用されていませんが、その人懐っこい性格と愛くるしい姿、そして丈夫さからアメリカではペットとして人気があります。~中略~ 日本ではまだほとんど見かけない品種ですが、もっと普及して家でペットとして飼えるようになるといいですね。」と記されています。
アメリカ大陸の化石から馬の祖先はイヌ位だったといわれています。
だんだん進化して今のような大きさになってきたようです。
この小型馬は先祖帰りなのでしょうか。
(ウマ科 ウマ属)
カモ撮りこうちゃん