カワセミには誰もが魅かれてしまうらしい
最近になってフェイスブックの「鳥見サークル」に参加するようになりました。
鳥に興味や関心がある人たちが、地元や季節ごとに出会った鳥たちの情報を掲載するものです。
掲載するとすぐに「いいね」がつきます。
これらを見ると、鳥に興味や関心がある人たちがこんなにも多いことに驚きました。
これまで普通のフェイスブック上で、鳥、昆虫や植物の写真を掲載しても、ほとんど「いいね」はつきませんでした。
友達の数が少ないせいもあるものの、これらの対象に興味がない人たちが多いのです。
どこで何を食べたとか、どこの観光地に行ったとか、家族の写真の情報には「いいね」が沢山つきます。
そんな話を知人にすると「動植物の世界」はマイナーだからと言われてしまいました。
私は単なる趣味でこれらの世界に関心を持っている訳ではありません。
野生の動植物と人間社会の関連を考える材料として、こうしたものの写真や動画撮りをしているのです。
「鳥見サークル」に載せられている写真をみるとカワセミの写真がとても多いのです。
私のHPでもカワセミを載せてあります。
カワセミに魅かれてしまうのは私だけではなさそうです。
その姿形と色彩が魅力的なのです。
かといって単に華やかな感じではありません。
オシドリのオスの派手な姿形に比べれば及ばないでしょうが、日本人の感性に合っているのかも知れません。
翡翠(ひすい)がカワセミの異称とも言われる通り、地味さの中に見られる色合いの配合の様子が日本人好みだと思われるからです。
「鳥見サークル」に載せられている写真には近影のものが多く、公園の池などで撮ったものが多そうです。
私の撮ったカワセミは何か所も歩き回って偶然見かけたものです。
カワセミに出会うのは10回の内1~2回程です。
それもすぐ逃げられてしまいます。
先日やっとカワセミの動画を善太川で何分か撮ることができました。
手持ちで撮っているので画面がブレてしまっています。
三脚を持って歩くわけにもいかず、どうしたら安定的な画像が撮れるか苦慮しているところです。
画像では番(つが)いと思われるカワセミが2羽いてとても仲が良いように見えました。
観察していると、どの鳥にも美しい魅力的な部分がありますが、カワセミの体つきは尾が短く不格好ですが、その色彩は美しく、しかも水面上を真っ直ぐ飛んで行く様子も魅力的に見えてしまいます。
「あばたもえくぼ」なのでしょうか。
(ブッポウソウ目 カワセミ科)
モ撮りこうちゃん