シマヘビの幼体は成体とは体色が違うらしい
シマヘビの成体
シマヘビの幼体かな?
11月5日に愛西市福原輪中に出かけました。
鳥やトンボの写真を撮りたくて行ったのですが、いつか撮りたかったアカトンボのアキアカネとコノシメトンボの産卵の様子を偶然撮ることができました。
その後長良川の土手を立田大橋の方に歩いて行くと、コンクリート道路になったところで叢から赤茶色の紐のようなものが見えました。
見た瞬間にヘビではないかと思ったのですが、かなり細いのです。
紐のように少しくねくねしています。
近づいて確認するとやはりヘビだったのです。
この赤茶色のヘビの様子からシマヘビの幼体ではないかと思いました。
この辺りは山沿いでもなく田んぼや叢だけなので、ヤマガカシやアオダイショウはほとんど見かけません。
シマヘビしか見ていないので、そんな考えを持ったのです。
赤茶色のヘビはこれまでも何度か見ていて、どんな種類のヘビか迷ったことがありました。
数年前に海津市森下の沼で最初に見かけました。
水面を赤茶色のヘビが泳いでいきました。
シマヘビならすぐ分かるのですが、違う種類のヘビだと思い込みました。
帰ってからどんなヘビなのかと調べると、シマヘビの幼体がこうした色合いになると書かれていました。
爬虫類のカメでもミドリカメが成体のアカミミガメになっていく過程でも、これほど体色変化はしないように思われます。
アオダイショウでも成体と幼体でそれ程の違いはないようです。
これほど成体と幼体の体色が違うのは、今のところシマヘビだけかも知れないなと思うようになりました。
どうなんでしょうか。
成体と幼体で大きく体色が変わるヘビをご存知の方があれば、知らせて頂きたいものです。
(ナビヘビ科 ナメラ属)
カモ撮りこうちゃん