アオサギも高いところが好きなの?

蟹江周辺を歩き回っていて、カワウほど高いところが好きな鳥を見たことはありません。

川の真ん中の杭や川辺近くの電信柱、はたまた高い高圧線の鉄塔の上でとまっているのを見かけます。

最初は水中の魚を探すために高いところにとまるのかと思っていました。

でも数十メートルの高所から、日光川や宝川の濁った水中の魚を見極められる訳がありません。

習性として高いところにとまりたい衝動を抑えかねて、とまっているのではないかと思うようになりました。

アオサギもときどき高いところにとまるのを見かけます。

普通でも樹冠にとまり、産卵や育雛のために樹木で営巣するので、高いところには慣れていると思われます。

田んぼや川辺で餌捕りをしている日常の行動では、高いところにとまっているのをほとんど見たことがありません。

電信柱の天辺にとまっていることがあります。

高いと360度を俯瞰できるので安心できるのでしょうか。

アオサギが電信柱にとまっている姿は十分に絵になりそうに思われます。

アオサギは他のサギのように群れで行動することはありません。

ほとんど単独行動です。

しかも日本で一番大きなサギなのでカラスやタカに襲われる心配もありません。

危険を感じないまま過ごせる生態的位置にいます。

なぜそんな高いところにとまるのか聞きたい気持ちです。

その理由は今のところ分かっていない状況です。

(ペリカン目 サギ科)

カモ撮りこうちゃん