緑色の金属光沢が美しいアオイトトンボ

小学生の頃から翅を閉じないイトトンボがいることは知っていました。

どこかで見かけていたように思っているのですが想い出せません。

何年か前の10月初旬に山形市の紅花で有名な高瀬地区に、アカネの実の写真を撮りに出かけました。

村山高瀬川の「お出会い橋」から「紅花トンネル」に抜ける道路の途中から左側に入ると奥羽山系に繋がる裾野の右側は田んぼや畑になっています。

その左側の山沿いの雑木の葉の辺りに割りと大きなイトトンボがとまっていました。

そのトンボはヤマイモの葉に翅を広げてとまっています。

体色は金属光沢のある緑色です。

見た瞬間にアオイトトンボだと分かりました。

夢中で写真を撮りました。

その当時はカメラも撮影技術も今よりも更に初心者だったので、ほとんどのものはぼけてしまいました。

アオイトトンボは5月から11月位まで見られ体長は35~48㎜ほどで、交尾は水辺の植物で行われ、連結態でガマやイグサの植物の茎に産卵するようです。

メスは産卵時に水中に潜って産卵します。

成熟するまでは水辺近くの林縁で暮らすようです。

私が見かけたのは、まだ産卵する前の未成熟のものだったと思われます。

このアオイトトンボは天童の原崎沼でも見かけました。

そこでは偶然に交尾態になっている写真が撮れました。

幸運だったと思います。

アオイトトンボの仲間には、アオイトトンボとオオアオイトトンボの2種類がいますが、今のところその区別がついていません。

でもアオイトトンボの複眼は青いのに、オオアオイトトンボのそれは緑色から青緑色です。

また成熟してくるとアオイトトンボの胸と尻尾は白くなるのに、オオアオイトトンボは尻尾だけ白くなるといいます。

撮った写真を見ると、複眼はどれも緑色から青緑色なので、オオアオイトトンボではないかと思われます。

山形から天童周辺にはアオイトトンボはいないのかも知れません。

でも山道を歩いて緑色の金属光沢のトンボを見かけて感動する気分を、皆さんにどう伝えたら良いか分かりません。

また会いに行きたいものだと思っています。

(アオイトトンボ科 アオイトトンボ属)

カモ撮りこうちゃん