タイワンタケクマバチが進出してきた

数年前から蟹江周辺の日光川の土手、永和の雑木林脇のアレチハナガサやヒャクニチソウで吸蜜しているハチの中に、体が黒くて大きなハチを見かけていました。

小さい時には見たことがないハチです。

その存在感が大きく印象に残るハチです。

ハチは勉強し始めたばかりですが、クマバチは昔から知っていました。

そのクマバチと同じくらいのハチなのです。

それが蜜や花粉集めに花々を飛び回っています。

調べてみるとタイワンタケクマバチと呼ばれ、日本に元からいるクマバチと同じクマバチの仲間で、馴染んできたこれまでのクマバチをキムネクマバチというそうです。

このタイワンタケクマバチは、2006年に愛知県豊田市で初めて確認されました。

今では東海地方を中心に愛知、岐阜、長野、石川、三重、奈良、滋賀県などにまで侵入してきています。

もともとは中国南部や台湾のハチです。

それが生息域を広げて、日本でもこれから全国に広がっていくでしょう。

タイワンタケクマバチは竹に穴をあけて営巣するようで、人が意識的に持ち込んだのではなく、竹材と共に侵入してきたと思われます。

侵入してきた外来動物は、在来の同じ生態位置にある動物を駆逐していくことが多いので、馴染んできたクマバチ(キムネクマバチ)が影響を受けることが心配されています。

クマバチはミツバチ科クマバチ属に属していて、花の吸蜜や花粉を集めて、産卵に際して花粉団子を幼虫のために与える習性があります。

キムネクマバチは枯れ枝や家屋の木材に穴をあけて営巣します。

クマバチの仲間はミツバチの仲間なので、小さい時から一度も危険を感じたことはありません。

永和の沼近くの雑木林に竹林があるので、そこで営巣している可能性があります。

夏になるとその周辺で見かけることが多いのです。

関係しているのかも知れませんね。

タイワンタケクマバチとキムネクマバチの長期間に亘る種同士の闘いがこれから起こる可能性があります。

一見すると昔と変わらない自然に見えながら、どんどん生物たちの構成も変わって変化しているのですね。

(ハチ目 ミツバチ科 クマバチ属)

カモ撮りこうちゃん